乾燥ひじきの戻し方!生でも食べれる?賞味期限や戻さず使う方法は?
乾燥ひじき。
水煮のものよりも栄養価が高い
日持ちもしますし、煮物や炊き込みご飯など
様々な料理に使えます。
常備しておくと便利ですよね。
ただ、美味しくなるようにする戻し方が
わからないという声をよく耳にします。
水分を含ませる際、何倍くらいに増やすと
よいのでしょうか。
また、戻さない調理法があれば楽ですよね。
そこで今回は、乾燥ひじきの戻し方を中心に
ご紹介しまします。
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目次
乾燥ひじきの戻し方・お湯を使って!
乾燥ひじきは、戻すと約8.5倍になります。
余裕をもって10倍くらいの水で戻すように
しましょう。
たっぷりの水を使えば、わざわざ重さを
測らなくても大丈夫です。
砂などが混じっていることがあるため、まずは
サッと洗ってからたっぷりの水に浸けましょう。
15~20分浸けておけばOKです。
ひじきに爪を当てて綺麗に切れたら、ちょうど
よい硬さです。
全体が潰れてしまわないよう、水に浸す時間
には気を付けましょう。
ちょうどよい硬さになったらざるなどに開け、
サッと水洗いして水気を切ります。
ボールの上にざるをのせてから乾燥ひじきを
入れると、ざるの目の中で戻って詰まる場合
があります。
最後にざるに開ければ、ひじきが大きくなって
いるので詰まりにくいです。
基本の戻し方は水を使いますが、急いでいる時
はお湯を利用することも可能です。
特に冬場は水温が低いので、お湯を使うように
するとよいですね。
基本的には同じ戻し方ですが、90℃のお湯で
大体10分ほど浸けておけば十分です。
他には、サッと洗った乾燥ひじきを耐熱容器に
入れ、水を加えてラップをかけます。
あとは500Wの電子レンジで3分加熱するという
方法もあります。
離乳食に使う場合はさらに軟らかくしたいので、
細かく刻んで出汁などで煮てあげましょう。
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乾燥ひじきを戻したらサラダなどで生で食べれる?
煮物が定番のひじきですが、生でサラダにしても
美味しくいただけます。
もともと乾燥ひじきはひじきを茹でてから乾燥
させたものなので、水で戻すだけでそのまま
食べることができます。
ただ、それでも少し硬さが残っている場合は、
熱湯で湯通しして使うのがおすすめです。
日本ひじき協議会では、戻して生で食べる方法は
推奨していません。
戻したものを生で使用する場合、マヨネーズで
和えたものが定番ですが、めんつゆやポン酢を
使っても美味しいです。
乾燥ひじきを戻したら賞味期限はどのくらい?
水に戻した乾燥ひじきの賞味期限は短いです。
常温であれば半日持たないこともありますので、
使う前に状態を確認してください。
冷蔵する場合はしっかり水気を切ってから保存
しましょう。
それでも1~2日以内に使い切るのがベストです。
冷凍すれば長持ちしますが、わざわざ戻してから
冷凍する意味はあまりないですよね。
使う分だけ戻すか、煮物など調理済みのものを
冷凍するのがおすすめです。
煮物にする時は戻さずそのまま使える?
水で戻さず、乾燥ひじきをそのまま煮物などに
使う調理法もあります。
ただし、ひじきにはヒ素が含まれていています。
これを減らすためには水で戻し、さらに戻し水
は使用しない方法がおすすめされています。
ヒ素が入っていると知ると心配になりそうですが、
水で戻すことで5割ほど減り、さらにゆでこぼし
すると9割程度減るといわれています。
また、ひじきに含まれるヒ素は、体重50kgの人が
毎日1g食べても問題ない量とされています。
したがって、過剰に心配することはありません。
安心安全を心掛けるのであれば、煮物などに
使用する際も一度戻して使う方がよいですね。
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