ビオラの名前の由来と花言葉！色別・英語では？ギリシャ神話も！
春先になると、小さくてきれいな花を
咲かせる ビオラ。
色の種類も豊富で、寄せ植えにしたりと
ガーデニングでも活躍します。
そんなビオラですが、花言葉も見た目の
通り、可愛らしいものになっています。
プレゼントするにはとてもいい花ですね。
そこで今回は、ビオラの名前の由来や
花言葉、特徴についてご紹介します。
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目次
ビオラの名前の由来は？
ビオラとは、ラテン語で スミレ科スミレ属を
意味し、ギリシャ語の「イオン（ion）」が
語源となっています。
スペイン語では「ビオレタ（violeta）」
と呼ばれ、スミレと同じ名前です。
イオンというのは、ギリシャ神話に登場
する、 イオという少女の名前に由来します。
ギリシャ神話の最高神ゼウスと恋仲になって
しまった少女です。
しかし、ゼウスには嫉妬深い ヘラという正妻
がいたため、その目から逃れるためにイオは
牛の姿へと変えられてしまいます。
牛となったイオは雑草しか食べられないので、
不憫に思ったゼウスはスミレの草をたくさん
作り、それを与えていました。
その時、スミレにまだ花は存在せず、草だけ
だったといわれています。
結局は、その牛がイオであることが妻ヘラに
バレてしまい、イオは星に変えられてしまい
ました。
その後、ゼウスはイオを忘れぬため、イオの
瞳の色と同じ紫色の花をスミレに咲かせたと
いわれています。
この話は切ないですが、ゼウスに愛された
少年・少女は数多く、その度にヘラの 制裁
が下っていますね。
ちなみに、ヘラは 結婚を司る女神で、ローマ
神話では「ジュノー」「ユノ」などと呼ばれ
ています。
英語で6月を意味する「June」の語源となり、
ジューンブライドの由来にもなっています。
そのため、6月に結婚すると、夫は浮気性に、
そして、恐妻家になるといわれています。
（※この部分は今作った冗談です）
ジューンブライドが日本に広まったのはなぜ？
ビオラの花言葉・色別や英語では？
ビオラの 花言葉は・・・
「少女の恋」「私のことを思ってください」
となっています。
「少女の恋」「私のことを思ってください」は、
下向きに咲く花びらの慎ましい様子を表して
います。
イオの姿や思いに由来するようです。
また、ビオラには下記のように色別にも
花言葉があります。
・黄色：「つつましい幸せ」「田園の喜び」
・白色：「温順」
西洋（英語）では、ビオラ全般の花言葉に
「memories（思い出）」
「merriment（陽気さ）」
などがあります。
色別は下記の通りです。
・黄色：「remembrance（記憶）」
・白色：「thoughts of love（愛の思い）」
全てにおいて少女イオに由来するといって
良さそうです。
パンジーの名前の由来と花言葉！
ビオラの特徴
ビオラはとても小さな花で、冬から春にかけ
花を咲かせます。
小さくてもとても 丈夫で、日当たりと水はけ
の良い場所に植えれば、冬でもきれいな花を
見ることができます。
パンジーによく似ていますが、花や株が小さい
ものをビオラと呼ぶため、違いはそれだけです。
ただし、品種改良をあまりされていない、原種
に近いものをビオラと呼ぶこともあります。
丈は15～20cm程、株の大きさは20～30cm程に
しかならないので、プランターなどでも十分に
栽培できます。
比較的丈夫な花なので、ガーデニング初心者
でも育てられそうですね。
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