ぜんまいの食べ方・アク抜き後、おひたし、炒め物、天ぷらに!

わらびと並ぶ春の山菜に、 ぜんまいがありますね。
クルクルと葉っぱが巻かれて、それが繊維に
覆われて出てくるのが、寒い冬を乗り越えた
感じでかわいらしいですよね。
ぜんまいも、日本全国に広く自生し、山間深く
なくても収穫できるのがうれしいところ。
簡単においしくいただける食べ方を紹介していきます。
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目次
ぜんまいの食べ方・アク抜き
ぜんまいも他の山菜類と同様にアクが強いので、
アク抜きをしっかりしておきましょう。
山で採ってきたら、綿毛を手ですべて取り除きます。
この時、軍手やゴム手袋などを使用しないと、
アクで手が汚れますので注意してください。
綿毛がきれいに取れたら、ボールの中に水を張って
芽の部分をゆすりながら汚れを取ります。
そして、熱湯に重曹を溶かし、
その中にぜんまいを入れ一晩浸しておきます。
アク抜きをしたら、水を取り替えて
水にさらした状態で保存しましょう。
この状態でそのまま食べることができるのですが、
ぜんまいは古くからは 天日干しにする習慣があります。
年配の人では干さなければ食べられないという
人もいますが、実際は干さなくても食べられます。
天日干しにする場合は、アク抜きをしたものを
ペーパーなどでよく水気を切り、新聞紙などの上に
広げて日に当てます。
天気がよければ1日~2日くらいで
乾燥させることができますよ。
天日干しにしたものは、水に浸して
戻してから料理に使用します。
ぜんまいの食べ方・おひたしや和え物で!
アク抜きをしたもの、あるいは干してから
水で戻したものに、 鰹節、醤油で味付けをして
おひたしにするのは簡単で定番の食べ方ですね。
崩した豆腐と醤油、砂糖、ごまで味付けをした
白和えもぜんまいの食感が楽しめておいしいですよ。
また、中華だしのもと、ごま油、塩コショウ、
お好みで豆板醤を入れてピリッと辛目のナムル
にしても、おいしいおつまみになります。
ぜんまいの食べ方・炒め物や煮物で!
油と相性がいいので、炒め物にするのも、
おいしくいただけますね。
根菜類やタケノコと一緒に炒めて、きんぴら風の
味付けというのも手軽においしく食べられます。
また、ほかにも山菜類が一緒にあれば、昆布だし、
醤油、砂糖、みりんと一緒に煮て、 山菜の煮物にも。
鶏肉や油揚げ、こんにゃくなども一緒に煮ると
ボリュームのあるおかずになります。
その他、濃いめに煮た山菜をご飯に混ぜたり、
お蕎麦やうどんにトッピングしたりするのも
春らしい食べ方でいいですね。
わらびのおいしい食べ方は?
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ぜんまいの食べ方・天ぷらも!
山菜の天ぷらは、もはや定番のメニューです。
ぜんまいを天ぷらにするときは、
必ずアク抜きをしたものを使いましょう。
水気をよくとり、衣をまぶして揚げます。
ぜんまいは若芽の部分を天ぷらにすることが
多いですが、茎の部分でも、ほかの野菜と
あわせて 「かき揚げ」にするのもおいしいですよ。
ぜんまいは食物繊維が豊富で
整腸作用に優れた山菜です。
旬の時期においしく食べて
お腹もスッキリできたら最高ですね。
ただし、アクの強い山菜は、食べすぎると
お腹を壊すこともあるため、美味しくても
食べすぎには注意しましょう。
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