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柑皮症の症状・原因・治し方!黄疸との違いと見分け方!

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柑皮症の症状・原因・治し方!黄疸との違いと見分け方!寒い冬はコタツでみかんというのが定番
ですよね。

 

気が付くと1度に3~4個ペロッと食べて
しまっていることも珍しくありません。

 

子どもの頃、みかんを食べ過ぎると手が
黄色くなるといわれてましたよね。

 

これは冗談ではなく、実際にみかんなど
の柑橘類に含まれる色素が、皮膚に沈着
して起こる柑皮症という症状です。

 

みかんだけでなく、ニンジンやかぼちゃ
でも同様のことが起こります。

 

そこで今回は、柑皮症の主な症状や原因、
治し方
をご紹介します!

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目次

柑皮症の症状・黄色に染まるのは手の平だけ?

柑皮症(かんぴしょう)の主な症状は、
指や手の平、足の裏、小鼻の横などが
黄色っぽくなるというものです。

 

みかんなどの柑橘類には人の体を黄色
に染める色素が含まれています。

 

当然、手を使って皮を剥いたり、口に
運んだりするため 手の平だけに起こる
ものと思いがちですね。

 

しかし、この色素は皮膚の角質層だけ
出なく、表皮、皮下脂肪などにも沈着
しやすい特徴があります。

 

したがって、手の平だけでなく足の裏
にもよく症状が現れます。

 

ひどい場合は顔をはじめ、全身が黄色
に染まることもあるため、注意が必要
です。

 

黄疸(おうだん)ではなかと心配
することもあるくらいです。

 

 

柑皮症の原因は?

柑皮症の原因となる色素は、柑橘類や
野菜に含まれるカロテンです。

 

みかんなどの柑橘類だけに注意すれば
よいというわけではありません。

 

ニンジン、かぼちゃなどを食べ過ぎて
しまい、カロテンの過剰摂取によって
起こることもあります。

 

また、カロテンを含むものを過剰摂取
していないのに、体質により同じ
症状が出ることもあります。

 

基本的に、カロテンは脂に溶ける性質
を持っています。

 

しかし、脂質異常症などの脂質の代謝
異常が原因で、体内でのカロテン値が
高くなってしまいます。

 

また、肝臓の機能に問題があり、体内
ビタミンAへの転換が上手くできない
場合も同じような現象が起こります。

 

柑皮症は、あまり心配する必要のない
ものですが、病気が絡んでいること
もあるのです。
 

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柑皮症の治し方・早めに治すにはどうする?

柑皮症の原因は、カロテンの過剰摂取
にあることがほとんどです。

 

つまり、みかんなどの柑橘類をはじめ
とするカロテンの豊富な食品の摂取を
控えることが一番早い治し方です。

 

例えば、トマト、ほうれん草、小松菜、
紫蘇、モロヘイヤ、メロン、クレソン
パセリ、バジル
などを控えめにすると
治りも早くなります。

 

特に症状に効く薬というのもないため、
食生活を改善していけば、2~3ヵ月
で元の皮膚の色に戻ります。

 

脂質異常症などが原因ではない場合は
特に医師の診断や治療を受ける必要も
ありません。
 
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柑皮症と黄疸の違い!見分け方は?

カロテンを含む食べ物を控えていても
柑皮症がなかなか治らない場合、黄疸
が疑われることがあります。

 

黄疸と柑皮症の違いとしては、簡単な
見分け方があります。

 

黄疸の場合、真っ先に眼球結膜(白目)
眼球が黄色っぽく変色します。

 

急性肝炎をはじめとする肝炎や肝機能
障害、胆管閉塞など、胆汁色素である
ビリルビンの血中濃度が高まる疾患で
起こります。

 

胆石など胆汁の流れを阻害する病気
を持っている方は要注意です。

 

何はともあれ、柑皮症と黄疸の違いを
見分けるには白目の部分まで染まって
いないかチェックするとよいです。

 

冬のみかんは格別ですが、過剰摂取に
注意するようにしてくださいね。

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