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お線香の意味と由来!火のつけ方はロウソク経由?使用する時間帯!

お線香 意味 由来

お線香の意味と由来!火のつけ方はロウソク経由?使用する時間帯!お彼岸やお盆など、お墓参りや仏壇への
お供えにはお線香は欠かせませんね。

 

特に仏壇のあるお宅では、毎日のように
あげていることも多いと思います。

 

ただ、お線香をあげる意味や由来などを
ご存知の方は少ないかもしれません。

 

実は、あげる作法なども宗派や使用する
品によって異なっているようです。

 

そこで今回は、お線香の意味や由来の他、
作法
などをテーマにご紹介します!

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目次

お線香の意味・仏壇やお墓参りに使用する理由とは?

そもそもお線香とは、仏事の際に使用
される線のように細いお香のことです。

 

これを略してお線香と呼ばれています。

 

邪気を祓い、仏前を清めるという意味で
お墓参りやお仏壇参りの時に使用されて
います。

 

また、その香りによって、 俗世で穢れた
心や体
を綺麗にしてもらい、落ち着いて
故人と向き合うことができるのです。

 

お線香の香りは、故人の食べ物とも考え
られており、四十九日までは絶やさない
でおくという習慣もそのためです。

 

なんとなく気が向いた時にあげている人
もいますが、そうした意味が込められて
いるのです。
 
四十九日の意味!なぜ法要を行う?過ぎるまでできないことは?
 

 

お線香の由来とは?

発祥はインドで、アーユルヴェーダ
などの医療目的で使用されていたのが
由来とされています。

 

また、お線香をあげる文化が日本に伝来
したのは中国からで、室町時代には
すでに存在していたようです。

 

当初は、高家への贈答用品として
利用されていたといわれています。

 

世間一般で使用されるようになったのは、
17~18世紀頃からと考えられています。

 

江戸時代には、線香1本が燃え尽きるまで
の時間を坐禅を行う時間の単位とするなど、
時計代わりとしても利用されていました。

 

日本や中国が発祥と思っていた人も多いと
思いますが、インドのアーユルヴェーダに
由来する文化のようです。

 

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お線香の火のつけ方・必ずロウソク経由?

お線香に火をつける時には、ロウソク
の火を利用します。

 

ライターや着火マンなどから直接お線香
に火をつけるのはタブーとされています。

 

また、燃え出した時に息を吹きかけて
火を消す行為もNGとされています。

 

これは、息によりお線香が穢れてしまう
と考えられているためです。

 

火を消す時は、持っている手をスッと
引いて消すか、反対の手で扇いで消す
のがマナーです。

 

宗派によっては、香炉に立たせるように
したり、火をつけて寝かせるようにする
などの異なる点もあります。

 

日本で最も多いとされる浄土真宗系では、
一本のお線香を数本に折って、寝かせて
お供えします。

 

あげる本数も宗派によって異なります。

 

浄土真宗系は1本ですが、真言宗は3本と
なっています。

 

多くの宗派は1~3本のいずれかです。

 

お墓のあるお寺の宗派などを確認して
からあげるようにしましょう。
 
お盆のお供え物の作法・金額などの相場やのしの書き方
 

 

使用する時間帯はいつでもOK?

お線香をあげる時間帯については、
特に決まりはないようです。

 

ご自身の生活リズムの中でできる時に
行えばよいとされています。

 

お線香は香りを楽しむものでもあるため、
あげる人もリラックスできる時間帯
などを選ぶことも大切です。

 

ただし、通常は寝ている時間である深夜
にあげる人は少ないようですね。

 

 

お線香の意味や由来などをご紹介しました。

 

作法なども理解することで、より丁寧に
深い心でお参りすることができそうです。

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