山芋で手や口にかゆみが出る原因・治し方・予防法!アレルギーも!
山芋はネバネバ成分が健康に良いと
言われていますよね。
千切りにしたり、すりおろしてとろろご飯
にしたり、好きな人も多いですね。
でも、調理したりすると手にかゆみが出たり、
食べると口の中にまで症状が出るという人も
多いようです。
このかゆみの原因は、 アレルギーなのでしょうか?
そこで今回は、山芋によるかゆみの原因や
治し方、予防法についてご紹介します。
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目次
山芋で手や口にかゆみが出る原因は?
山芋を調理したり、食べたりするときに
手や口の中にまで現れるかゆみの原因は
「シュウ酸カルシウム」という成分です。
かゆみが出るということは、体に悪い
物質なのかと思われるかもしれませんが、
そうではありません。
シュウ酸カルシウムは、「針状結晶」と
いって、針のように尖った形をしています。
とはいえ、小さすぎて顕微鏡を使わないと
目には見えないのですが…。
小さな針が皮膚に突き刺さるため、かゆみ
を感じるのですが、体に害があるという
わけではありません。
このシュウ酸カルシウムは様々な芋類に
含まれていますが、 自然薯などは特に
成分が多く含まれます。
逆に、長芋はシュウ酸カルシウムが
少なめとなっています。
しかし、皮膚が弱い人などは一応注意
しておいた方が良さそうです。
というのも、山芋に対してアレルギー
症状が出る人もいるようです。
山芋によるかゆみはアレルギーもある?子供に多い?
山芋は、実はアレルギー症状が出る人も
多い食べ物のひとつです。
特定原材料に指定されている20品目に
含まれているのです。
アレルギーの症状は、口の中や口の周り
などの皮膚が単にかゆくなるだけでなく、
じんましんが現れることもあります。
なかには、胃痛を訴えたり、嘔吐する人
までいるようです。
これは、 「アセチルコリン」という成分が
原因で、トマト、ナス、たけのこなどにも
含まれています。
アレルギーは突発的に現れることも多いため、
かゆみが出たり、対処しても治らない場合は、
一度詳しい検査を受けたほうが良いでしょう。
また、 子供が山芋を食べると強いかゆみが出る
ことはよくあります。
それは、皮膚が大人より弱いということが
関係しています。
ただし、赤みが出たり、じんましんのような
ものが出たりした場合は、小児科や皮膚科
などの医師に診てもらいましょう。
山芋・長芋・大和芋・自然薯の違いとは?
山芋によるかゆみ・治し方や予防法は?
山芋のかゆみに効果的なのは 「酸」です。
針状結晶は酸性のものに弱く、酸に触れる
と溶けてしまいます。
ですから、山芋の皮をむく前に酢水に浸けて
おくと、針状結晶がなくなり、手のかゆみの
予防に繋がります。
酢水には白色を保つ効果もあるので、料理
などの見た目の観点からも、切ってからまた
酢水に浸けておくと良いですね。
針状結晶はとくに皮の部分の近くに多いため、
注意してください。
また、山芋にではなく、手に酢やレモン水を
つけておくのも効果的ですよ。
既にかゆみが出てしまった場合でも、治し方
として、手や口を酢水やレモン水で洗うと、
症状が緩和されていきます。
ゴシゴシ洗うと逆に皮膚に刺激を与えて
しまうため、やさしく洗ってくださいね。
皮膚が極端に弱い人は、 ビニール製の手袋
をして調理をすることをおすすめします。
その他、手荒れがひどい人や手湿疹がある
主婦の方も、直接触れないように工夫して
調理する必要があるでしょう。
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