向日葵(ひまわり)の花言葉と名前の由来!なぜロシアの国花?
いくつかご存知でしょうか。
その中の1つに 向日葵(ひまわり)があります。
夏の花として連想するものとしては
一番メジャーですよね。
その次にメジャーは朝顔でしょうか…。
北アメリカが原産ですが、江戸時代に
中国を経由して日本に伝わりました。
私たち日本人にとっても非常になじみの
深い花ですが、その花言葉や由来などは
はご存知でしょうか?
そこで今回は、向日葵の花言葉や名前の
由来などについてご紹介します!
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目次
向日葵の名前の由来は?
和名になっている 「向日葵(ひまわり)」の
名前の由来についてはご存知の方も多いかも
しれませんね。
太陽が移動するにつれて、その方向を追うよう
に花が回るからです。
読んで字の如くですね。
といっても、この花の動きは、生長が盛ん
な若い時期だけに見られるものです。
よく観察しても太陽を追うような動きは
比較的わかりづらいと言われています。
その中でも、 シロタエ向日葵などのように
太陽の動きに合わせて動くのが、わかり
やすいものもあります。
ちなみに、一般的に知られている漢字の
「向日葵」の他にも、「日輪草」「日車草」
「日回り草」とも呼ぶそうです。
いずれも同じ由来から来たもののようですね。
向日葵の花言葉と由来は?
夏を象徴する向日葵の花言葉は
「私はあなただけを見つめる」
というもの。
また、「愛慕」「崇拝」「熱愛」「憧れ」
「光輝」「にせ金貨」「偽りの富」といった
ものもあります。
なんといっても「私はあなただけを見つめる」
という情熱的な言葉が最も印象に残りますが、
これは、太陽の動きを追うように動くことに
由来しています。
太陽の動きを追うように、好きな人だけを
見つめているということですね。
そのほかにも、下記の ギリシャ神話がその
花言葉の由来になったとも言われています。
海の神様の娘であるクリュティエは、
太陽の神 アポロンに恋をしました。
ところが、アポロンは女神カイアピラの
ことが好きだったため、クリュティエは
捨てられてしまいました。
悲嘆にくれた彼女は涙を流しながら9日間
ずっと昼も夜も地上から天空を見上げては
アポロンが黄金の馬車に乗って空かける様
をじっと見つめていたそうです。
結局この恋は失恋に終わり、クリュティエは
向日葵の花になってしまったのです。
こうした一途な恋心や、それが実を結ばずに
悲しい物語の結末として、花に変身したという
話は、ギリシャ神話には多いですね。
向日葵がロシアの国花となった由来は?
夏のイメージの強い向日葵は、なんと冬が
厳しくて有名な ロシアの国花となっています。
実は、日本では観賞用として親しまれている
向日葵ですが、世界的には食用の花として
知られています。
さらにロシアでは食用向日葵の生産量が
世界一で、とくに南部や西部では盛んに
生産されています。
ロシアに浸透していた 正教会は、ほとんど
の油脂食品を禁止食品としてリストに載せて
いました。
しかし、なぜか向日葵はそのリストに載って
いなかったため、教会法と矛盾なく食用が
可能な向日葵を常食としたのが始まりです。
こうした事情から、ロシア人には向日葵と
強いつながりがあったようです。
寒く厳しい冬だけでなく、厳しい戒律がある
正教会のロシア人にとって、向日葵は 暖かい
希望の花だったのかもしれませんね。
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