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鞍馬の火祭2015の日程・歴史・見どころ・駐車場・交通規制!

鞍馬の火祭 2015

鞍馬の火祭2015の日程・歴史・見どころ・駐車場・交通規制!京都の三大奇祭の1つに 「鞍馬の火祭」
が挙げられます。

 

左京区の鞍馬にある由岐神社の例祭に
挙げられています。

 

府内の人はもちろん、お祭り通の人なら
2015年の開催を楽しみにしている方も
多いことでしょう。

 

歴史と伝統を重んじる、京都ならではと
いったお祭りですが、府外の人には
あまり馴染みがないかもしれませんね。

 

そこで今回は、2015年の鞍馬の火祭の日程、
歴史、見どころ、駐車場、交通規制
などに
ついてご紹介します。

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目次

鞍馬の火祭2015の日程・時間・会場

2015年の鞍馬の火祭の日程と詳細は
下記の通りとなっています。

 

・日程 10月22日(木曜日)
・時間 18:00ごろ~
・場所 由岐神社(ゆきじんじゃ)周辺(京都市左京区)

 

開催日は毎年変わることはありません
ので、時間が合う方はお出かけして
みて下さいね。

 

また、同じ日に京都三大祭の1つに
挙げられる、時代祭も行われます。

 

10月後半といえば、京都では 紅葉
楽しめるスポットもたくさんあります。

 

 

鞍馬の火祭の歴史

鞍馬の火祭は、およそ1000年の歴史がある
といわれています。

 

始まりは平安時代の天慶年間(10世紀)に、
朱雀天皇が御所内の由岐明神を鞍馬の地に
御遷宮された時と伝えられています。

 

当時は、大地震や争いなどが頻発していま
したし、また、京都の北側の守護にも不安
がありました。

 

それらを懸念した朱雀天皇が御所の中に
あった由岐明神の御遷宮を決意したのです。

 

御遷宮の際、道々にかがり火が焚かれ、
1kmにも及ぶ長い行列が組まれました。

 

その光景に鞍馬の人々は感激しました。

そして、その姿を祭として残そうということ
で始められたのが鞍馬の火祭です。

 

当時の鞍馬は人里離れた小さな集落でした。

そこに現れた御遷宮の行列が、いかに人々
を驚かせたかは想像するにあまりあります。

 

その有様を後世まで伝えたいと思った
のは当然のことでしょう。

 

 

鞍馬の火祭の見どころ

文字通り、炎の祭典でかがり火の炎の中
神輿の練り歩きがメインです。

 

しかし、とにかく沢山の人が狭い所に
詰めかけていますから、見どころをあれも
これもと押さえることはちょっと無理です。

 

祭りの流れを示しておきますので、観たい
ところを絞って見学場所を定めて下さい。

 

18時頃になると 「神事にまいらっしゃれ」
という神事触れの合図が発せられ、集落の
各戸で用意した松明が点火されます。

 

子ども用の小さな松明、少年用の中くらい
の大きさの松明、大人用の大きな松明の順
に点火されます。

 

そして、集落内を練り歩きながら 「仲間」
と呼ばれる御旅所に向かって出発します。

 

この練り歩く時の掛け声が「サイレイヤ、
サイリョウ」(祭礼や、祭礼の意)です。

 

20時頃から大きな松明の 鞍馬寺山門前への
移動が始まります。

 

100本いや200本とも言われる松明が、山門
前にひしめき合う様は壮観で、祭りの第一
の見どころといえます。

 

これらの松明はその後一か所にまとめられ、
焼き捨てられてしまいます。

 

その後、石段の奥の注連縄が切られると、
若者たちが神社へと駆け上がり、いよいよ
神輿が下ってきます。

 

八所大明神、由岐大明神の順序で急な参道を
スピードが出過ぎないように注意しながら
下ってきます。

 

ここも注目ポイントです。

 

この神輿の綱を牽くと 安産になるという
言い伝えがあるので、若い女性も多数参加
しています。

 

さらに神輿の担ぎ棒にはふんどし姿の男性
がぶら下がり、逆さ大の字に足を広げます。

 

これは 「チョッペンの儀」と言われ昔の
元服、今でいう成人になるための儀式と
されています。

 

神輿は集落の中を練り歩き、御旅所に安置
されます。

 

神楽が奉納され、神楽松明が境内の練り歩き
を終了させるのが24時頃です。

 

翌日の2時頃に神輿が御旅所から神社に戻る
「還幸祭」が行われ、祭りは終了します。
 
京都時代祭の日程・見どころ・交通規制!
 

 

混雑・駐車場・交通規制について

鞍馬は小さな集落ですが、そこへ祭りの
1日に 数万人の人が押し寄せます。

 

同じ日に開催される時代祭を見てから移動
する人が多いので、その時間帯の混雑ぶり
は尋常ではありません。

 

時代祭を早めに切り上げて、鞍馬へ向かう
ようにしましょう。

 

車では会場に入れませんので、祭りの会場
周辺には駐車場はありません。

 

車で行こうという考えは捨てましょう。

 

「出来る限り車で会場に近づきたい」と
望む人は、叡山電鉄の出町柳の駅の周辺で
あれば、比較的大きな駐車場があり、車を
停めることができそうです。

 

出町柳の駅から鞍馬までは電車(叡山電鉄)
で行くほうがおすすめです。

 

非常に混みあうことが予想されますが、
乗ってしまえば30分くらいです。

 

ただし、祭り当日は増発されるものの、
1回に乗れる人数は限られていますから、
乗れるまで待つ覚悟が必要です。

 

時間に余裕を持って駅へ向かいましょう。

 

当然切符売り場も混雑しますから、事前に
「スルッとKANSAI」という叡山電鉄に乗る
ことができるプリペイドカードを買って
おきましょう。

 

なお、交通規制として、鞍馬の火祭当日は
府道(鞍馬街道)・貴船口からくらま温泉口
までの間は車両進入禁止になります。

 

また午後3時から翌日午前2時までは、
貴船口から鞍馬温泉を経て、百井別れまでの
区間では一般車両(自転車含む)の通行が
全面的に禁止されます。

 

貴船口に開設された駐輪場に停めることに
なります。

 

また、歩行者も鞍馬寺山門周辺の道路は、
一方通行規制で立ち止まって神輿を見る
ことはできません。

 

現地の情報を把握し、指示に従うように
して下さい。

 

そんなに大変なら、現地で泊まれないかと
誰もが思いますよね。

 

でも、宿の数も少なく、祭りの1年前に
宿泊者を 「くじ」で決めるということ
なのでまず、無理だと思っていたほうが
賢明です。

 

なお、狭い地域に沢山の人が押し寄せて
います。

 

観覧場所を決めたら、もう祭りの間はそこ
から動けない場合や、逆に鞍馬寺山門前の
ように見学者が立ち止まることが禁止され
ている場所もあります。

 

仮設のトイレは設置されますが、祭りが
盛り上がる前に用を済ませ、出来る限り
水分を控えて楽しんで下さい。

 

鞍馬の人達にとって、鞍馬の火祭は神事
として大切にされています。

 

祭りに使用される太鼓、松明、御輿などは
「神が宿る」とされており、関係者以外が
触れることは禁じられています。

 

そばに来たからと、うっかり手を出さない
ように気を付けて下さいね。

 

何度も京都観光を楽しんでいるという方は、
ぜひ鞍馬の火祭も体感して下さいね。

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