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杏(あんず)の名前の由来と花言葉!英語では?実や種の使い道!

杏 花言葉

杏(あんず)の名前の由来と花言葉!英語では?実や種の使い道!春といえば花の季節ですね。

 

梅、桃、桜辺りが有名ですが、 (あんず)
も春に咲く花です。

 

杏の実や種も私たちには身近なものですが、
花言葉をご存じの方は少ないかもしれません。

 

花に込められた意味を知ることで、もっと
身近な存在になるような気がします。

 

そこで今回は、杏の名前の由来や花言葉
などについてご紹介します。

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目次

杏の名前の由来は?

花の名前は、 中国語に由来しています。

 

漢名では 「杏子」と書きますが、中国では
「杏」はを、「子」はを指しています。

 

その2つを一緒にして「あんず」と呼ばれる
ようになりました。

 

なお、英語では・・・
「Apricot blossom(アプリコットブラッサム)」
といいます。

 

アプリコットは 「アプリカス(apricus)」という
ラテン語から転じた言葉だといわれています。

 

「よく陽が当たって早く熟した」という
意味があります。

 

同種である桃よりも早く熟すことに由来して
います。

 

ちなみに、ブラッサムというのは木に咲く花
のことを指しています。

 

・桜の花:チェリーブラッサム
・桃の花:ピーチブラッサム

などと呼ばれていますよね。

 

 

杏の花言葉と由来!英語では?

杏の 花言葉は・・・

「臆病な愛」「乙女のはにかみ」
「疑い」「疑惑」

といったもの。

 

「乙女のはにかみ」は、桜よりも一足早く
はにかむように咲く、 薄ピンクの花に由来
しています。

 

「疑い」「疑惑」は中国の故事から来ている
といわれています。

 

「李下に冠を正さず」という故事ですが、
正しくは杏ではなく、 李(スモモ)ですね。

 

木の下で冠を直すと、実をとろうとしている
と疑われるのでやめるべき、という意味です。

 

スモモと混同されて「疑い」になって
しまったようです。

 

あまりポジティブな花言葉はありませんが、
「杏」は 女の子の名前でも人気が高いため、
気にする人は少ないようです。

 

また、西洋(英語)での花言葉も・・・

「timid love(臆病な愛)」
「doubt(疑い)」
「distrust(疑惑)」

となっています。

 

日本のものと同じですね。
 

杏の実や種の使い道!

前述した通り、杏は も食材の1つ
として利用される身近な存在です。

 

実の収穫時期は6月~7月頃になります。

 

生でも食べることができますが、他にも
お酒に浸け込んだり、ジャムにしたり、
ドライフルーツにしたり、という食べ方
も一般的ですね。

 

そして、さらにも重宝されています。

 

種は 「杏仁(きょうにん)」と呼ばれ、
漢方薬にも使用されています。

 

咳を抑えたり、痰をのぞいたり、嘔吐を
防いだりする効果があるとされています。

 

また、名前から気付かれた方も多いかも
しれませんが、杏仁豆腐はこの種の核
から作られています。

 

リキュールの 「アマレット」も同様です。

 

いろんな用途があり、実に関しては捨てる
ところはないようですね。
 
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杏の特徴

バラ科サクラ属の植物とされており、
学名は「Prunus armeniaca」です。

 

春の花で3月~4月が開花時期となりますが、
最盛期は4月で、花の持ちは3日程度です。

 

色はピンクと白のものがあります。

 

アプリコット 唐桃(からもも)
呼ばれることもあります。

 

原産はヒマラヤ西部からフェルガナ地方
にかけてです。

 

 

もし杏を見かけることがあれば花言葉を
思い出して下さいね。

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