酸性雨の対策・日本や世界での取り組み!私たちにできることは?
酸性雨
というのが環境問題になっていますね。
酸性雨は人間だけでなく、自然界全体に
悪影響を及ぼしてしまいます。
ですから、世界で問題に取り組んでいますが、
具体的にどのような対策をしているのでしょうか。
そこで今回は、日本や世界での酸性雨対策
としての取り組みをご紹介します!
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目次
酸性雨の対策・日本での取り組みは?
まず、 日本では国としてどのような対策を
しているのでしょうか。
日本は 東アジア酸性雨ネットワーク
というのものに参加しています。
ここでは酸性雨のモニタリング調査を行って
おり、現状を随時報告しています。
また、大気汚染の度合いや、どこからきて、
どのくらい影響があるのかというのを調査
しています。
大気汚染の原因をつきつめることが、酸性雨
の原因をつきつめることに繋がって行くわけ
なんですね。
これによって今後の酸性雨に対しての課題が
わかるようになるのです。
ただの調査ではなく、長い目で見れば、
まずは現状を知ることが大切ですからね。
そこから、今後の影響を最小限に食い止める
ため、具体的な対策を行っていく方針です。
酸性雨の対策・世界での取り組みは?
それでは、 世界ではどのような対策を
行っているのでしょうか。
世界では酸性雨対策のための条約が
いくつか締結されています。
「長距離環境大気汚染条約(ジュネーブ条約)」
では、酸性雨の研究の推進や、国際的な協力の
実施が定められています。
この条約に基づき、「ヘルシンキ議定書」
が発行されました。
ここでは、硫黄の排出量を、最低でも
30%削減させることを決定しました。
他にも「ソフィア議定書」というものもあり、
こちらでは新しい自動車や施設の排出基準
について定められています。
アメリカでは、都市のスモッグ対策として、
二酸化硫黄と窒素酸化物の排出の削減計画
が開始されています。
そして、スウェーデンでは酸性化した湖に
アルカリ性の石灰を投入して中和させる
という取り組みが実施されています。
酸性雨の対策・個人レベルでできることは?
それでは、酸性雨の対策として 私たち個人
にできることはどのようなものがあるので
しょうか。
大気汚染は石油や石炭の燃焼によるものが
大きいですから、 ひとりひとりができること
は少ないかもしれません。
ですが、私たち個人がそれぞれ意識する
ことにより、環境汚染をストップさせる
ことに繋がっていくと考えられます。
個人でできることは少なくても、みんなで
行えば大きな力になりますからね。
できることは以下の様なことになります。
・冷房暖房を控える。
・車にあまり乗らないようにする。
・車に乗る場合はエコカーにする。
・ゴミの分別をしっかり行う。
・水を出しっぱなしにしない。
・不要な電気は消す。
当たり前のことですが、大切なことで、
意外にできていないことでもありますよね。
地球環境問題を頭に入れて、少しでも
良くなるように考えていきたいですね。
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