びわの栄養と効能、カロリー!妊婦さんにも良く、葉のお茶も!
びわの木が生えていて、
夏を迎える頃になると、学校帰りに熟れたびわを
もぎとって食べたりしていたものです。
そのくらい身近な果物でしたが、今ではあまり
見かけなくなったという方も多いと思います。
そのびわには、昔から薬効があることが
知られており、 医者の庭には必ずびわの木が
植えられているという説があるほどでした。
そこで今回は、びわの栄養や効能、カロリーなどについてご紹介します!
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目次
びわの栄養成分は?
熟したびわの実は、人参のような綺麗な橙色を
していることからもわかるように、
β-カロチンや β-クリプトキサンチンを豊富に含んでいます。
また、果物特有の糖質の他、ビタミンB群や
ビタミンC、E、葉酸、ポリフェノール、鉄分、
マグネシウム、カルシウムなども摂ることができます。
そして、実の90%近くは水分でできているため、
とてもジューシーな果物のひとつといえますね。
また、びわの葉はブドウ糖などの糖類の他、
アミグダリン、タンニン、サポニンを多く
含んでいます。
びわの効能は?
では、びわには実際にどのような効能が
あるのか見てみましょう!
びわの実に多く含まれる カロチンは、髪の健康維持、
視力、粘膜、皮膚、そして、喉や肺など呼吸器系統を
守る働きがあるといわれています。
肌荒れを起こしている時や、風邪を引いて咳が辛い時
などはびわの実が良いそうです。
そして、薬効が高いと注目を浴びているのが葉の部分です。
実と同じく鎮咳作用があり、胃の調子を整えてくれる
作用もあるので、食欲増進や疲労回復にも効果があります。
びわの保存!常温・冷蔵・冷凍?ジャムやコンポートは?
びわのカロリーは?
風邪予防や美容に良いと聞いても、
「カロリーが気になって食べられない」という方も
どうぞご心配なく!
びわは低カロリーな果物としても有名です。
3個分で可食部約100g程度なのですが、
これで40kcalに満たないのです。
優しい甘みで1つ当たりそんなに大きくもないので
ペロリと食べられてしまいそうですね。
それでも、できる限り摂取カロリーを控えたい
という方は、びわの葉の お茶などはいかがでしょうか?
疲労回復や食欲増進、利尿作用だけでなく、
風邪予防にも効くと評判です。
また、びわの葉を入浴剤に使うと、
皮膚のトラブルにも効果が期待できるようです。
びわの栄養・妊婦さんに良い?
びわの実は、妊娠初期に胎児の成長過程で必要と
される 葉酸を摂取することができます。
そして、妊娠中は何かと貧血気味になりやすい為、
できる限り普段の食事の中で少しずつでも摂取して
おきたいのが鉄分です。
びわにも微量ですが鉄分が含まれていることが
わかっています。
また、赤ちゃんの骨の形成などにかかせない
マグネシウムやカルシウムなども含んでいます。
このようにびわの実には妊婦さんが積極的に
摂取したい栄養素がいくつも含まれています。
夏バテしやすい時期や、冬の風邪を引きやすい時期の
妊婦さんには、滋養強壮や風邪予防のために、
ノンカフェインである 琵琶茶がおすすめです。
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