グリーンアスパラ・ホワイトアスパラ・パープルアスパラの違い!
アスパラガスといえば、春を代表する
野菜ですね。
緑色のグリーンアスパラが定番ですが、生で
食べられるホワイトアスパラも人気です。
また、香りがよい、紫色のパープルアスパラ
などもありますね。
グリーン以外は、旬の時期以外はほとんど
見かけることがないと思います。
また、味や栄養価の面でも、それぞれに
特徴があります。
そこで今回は、アスパラガスの種類の違い
をテーマにご紹介したいと思います。
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目次
グリーンアスパラ・ホワイトアスパラ・パープルアスパラの違いとは?
アスパラガスは、 ギリシャ語に語源を持ち、
「激しく裂ける」
という意味を持つ野菜です。
葉のように見える、細かく分枝した「茎」に
由来しています。
有名な 「アスパラギン酸」というアミノ酸は、
アスパラに含まれていることから、この名が
付いたといわれています。
特に芽の部分に多く含まれています。
アスパラギン酸の働きによって、疲労回復や
美肌などにも効果が高い野菜です。
日本名では・・・
・阿蘭陀独活(オランダウド)
・松葉独活(マツバウド)
とも呼ばれています。
もともと観賞用として江戸時代にオランダ
から伝わりましたが、明治に入る頃になる
と、食用にされたようです。
では、それぞれの違いを見ていきましょう。
★グリーンアスパラとは?
グリーンアスパラは、芽が出たらそのまま
日光に当てて育てています。
太陽の下で自然に育てば、光合成により
葉緑素が作られ、鮮やかな緑色になります。
味としては、他の種類と比べると青臭さが
感じられるのですが、日光に当てて育てて
いるため、栄養価は他のものよりも高いです。
ビタミンA、B群、C、葉酸なども豊富な上、
カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、
亜鉛など、ミネラルの含有量も多いです。
また、高温期では1日2回収穫できるほどの
成長の速さも特徴的ですね。
炒めても、焼いても、茹でても美味しく
いただけるのも、主婦には嬉しいですね。
★ホワイトアスパラとは?
ホワイトアスパラはグリーンとは別の品種
というわけではなく、栽培方法により白く
なっています。
グリーンは、芽が出てからも日光を当てて
いますが、ホワイトの場合、 土寄せをしたり、
暗い場所に移して育てます。
芽が出る前に土寄せをすることもあるようで、
より柔らかく、味に癖のない状態に育ちます。
まるでもやしを育てるようなイメージですね。
グリーンとの違いとしては、生食できること
や、栄養価が少し劣ることなどです。
以前は、ホワイトアスパラというと缶詰用に
生産されていました。
近頃は、採れたてのものをさっと茹でたり、
あるいは生でサラダなどにして食べるのが
美味しいといわれています。
お値段的にも、グリーンより少しお高めと
なっています。
★パープルアスパラとは?
紫アスパラガスは、表皮にアントシアニン系
の色素を含んだアスパラです。
紫でアントシアニンといえば、ブルーベリー
をイメージされる方も多いことでしょう。
血管を保護する働きがあるため、目に優しい
成分とされていますね。
パープルは成長し過ぎると緑になってしまう
ため、流通のタイミングが難しく、希少価値
が最も高いアスパラです。
また、茹でたり炒めたりして加熱すると、 緑
になってしまいます。
紫のままで楽しみたいときには、生で食べる
ようにしましょう。
グリーンと比べると甘味が強く、シャキシャキ
とした食感もありますが、柔らかいタイプです。
少し香ばしい感じも人気の秘密で、イタリアン
などでもよく使われています。
収穫量もグリーンの3分の1程度ということで、
当然、お値段的にも高くなります。
パープルアスパラは6月くらいまで流通しており、
他のものと食べ比べしてみるのも良いですね。
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