ひな祭りのぼんぼりの意味と由来!折り紙やキャラ弁でも!
あかりをつけましょ ぼんぼりに♪
と、はじまる「ひなまつり」の唄。
誰もが歌える有名な童謡ですよね。
でも、何気なく歌っていますが、
ぼんぼりに明かりをつける???
ぼんぼりって、他では聞きなれない言葉ですが、
どんなものか想像できますか?
そこで今回は、ひな祭りのぼんぼりの意味や由来についてご紹介します!
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目次
ひな祭りのぼんぼり・意味や由来は?
ぼんぼりとは蝋燭立てに長柄つけた、 灯具のことを言います。
通常、紙や絹で覆いがあり、ぼんやりとした明かりと
台座が特徴的な、いわゆる「小型の行灯」ですね。
名前の由来は、「ほんのり」という言葉が
転化したという説があります。
「ほんのり」は、 「ほのかに」という意味合いがあり、
火袋を通して見える炎が、やわらかくほのかで
あったことから、この名前になったと言われています。
また、「ぼんやり」という言葉から来ているという
説もあり、うす暗くてぼんやりとした灯りが
なんとも言えぬ風情をかもし出しています。
さて、それではなぜ、ひな祭りのぼんぼりに
明かりをつけるのでしょう。
ひな祭りの主役、雛人形は 結婚式の様子を
模したものです。
雛人形は平安時代に誕生していますが、
もちろん、その頃に 際立つ光を放つ照明はありません。
そして、時が流れ、江戸時代になると
雛人形が庶民の間にも広まっていったようです。
その頃の結婚式は、亥の刻 (夜9時から夜11時の間)に
行われていたので、明かりがなくては何も見えません。
そこでぼんぼりは必要不可欠なものとなり、
今でもその名残が残っているのです。
ひな祭りのぼんぼり・漢字ではどう書く?
一般的に、ぼんぼりはひらがなで書きますが、
ちゃんと 漢字での書き方もあります。
ぼんぼりを漢字で書くと、「雪洞」。
一見すると、読める人は少ないかと・・・。
この漢字は、 茶道から来ています。
厳密には、「雪洞(せっとう)」と呼び、
茶道具の風呂(お湯を沸かすお釜)に、木や竹に
薄い紙を張った蓋があるものを指した言葉です。
この紙と竹を使った様子が似ているところから、
ぼんぼりも「雪洞」と漢字で現すようになりました。
ひな祭りのぼんぼり・折り紙での作り方
折り紙でぼんぼりを作る動画がありましたので紹介しますね。
これを見ながら、ぜひお子さんと一緒に
作ってみてください。
簡単にできて、きっとお子さんにも
喜んでもらえると思いますよ。
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ひな祭りのぼんぼり・キャラ弁では何で作る?
もし、ぼんぼりを キャラ弁で作るとしたら、
何の材料が一番適しているでしょうか。
ここではひとつの方法をご紹介します。
まず、ウインナーを炒めて両端を切ります。
そのウインナーの端っこと、茹でた うずらの卵をピッグに差します。
うずらの卵が灯りの部分、ウインナーが台座、
ピッグが柱のように見えると思います。
そして最後に、 細く切った海苔をうずらの卵に
マヨネーズで接着していきます。
飾りつけですね。
もしくは、うずらの卵に縦に切込みを数箇所入れると、
中から光が漏れているかのように見えます。
本当は 卵の黄身が見えてるだけなのですが・・・。
これで、食べられるぼんぼりの完成です。
簡単に手に入るものばかりですので、
ぜひ試してみてくださいね。
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