わらびの食べ方・重曹でアク抜きして炒め物や炊き込みご飯に!

山々が春の色に染まる頃は、山菜がおいしい季節です。
寒さが緩むと、次々にいろいろな種類の
山菜が取れるようになりますが、桜が散る頃に
収穫期を迎えるのが わらびです。
山菜ごはんや山菜そばなどを食べるときには、
必ずと言っていいほど入っていますよね。
クセやアクも強くて、自分で調理するのは…
という方も多いかと思いますが、
下ごしらえさえすればおいしく食べられます。
そこで今回は、わらびの食べ方についてご紹介します。
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目次
わらびの食べ方・重曹でアク抜き!
わらびを食べるときの最大の敵は、 アクの強さです。
しかし、アク抜きさえきちんとできれば、
お子様でもおいしく食べられますよ!
わらびをとってきたら、大きめの鍋やボールに
重曹を入れて熱湯で溶かします。
すると重曹がシュワシュワとしだすので、
そこへわらびを入れましょう。
これをグツグツ煮てしまうと、わらびは フニャフニャ
になってしまいますので、煮てはいけませんよ!
重曹にわらびをつけた状態のまま
半日程度は放置して下さいね。
これでアクが抜けてしまいますので、今度は
冷水にとって軽くすすぎ、料理に使用しましょう。
重曹の量は、わらびの量に対して 1/500くらいの
割合で良いので、入れすぎには注意してください。
また、アク抜きしてからすぐに食べないときには
きれいな水にさらした状態で保存します。
水気を切って冷凍することもできますが、
どうしても食感は落ちてしまいます。
わらびの保存のコツは?
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わらびの食べ方・おひたしや炒めもので
アク抜きをしたわらびは、普通の野菜と
同じような食べ方ができます。
手軽なのは おひたしですね。
アク抜きをしたわらびを熱湯にさっと30秒ほど
くぐらせ、醤油と鰹節をかけていただきます。
油揚げや鶏肉と一緒に めんつゆで煮て、
煮びたしにするのもおいしい食べ方の1つです。
また、意外とごま油と相性がいいので、
お肉と一緒に炒めたり、おひたしの感覚で、
ごま油と鶏がらスープ、塩で味付けした
ナムルにしてもおいしくいただけます。
わらびの栄養と効能・カロリーは?
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わらびの食べ方・天ぷらや炊き込みご飯で!
山菜のおいしい食べ方というと、 天ぷらを
思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
他の山菜や野菜類でも、天ぷらの時は
アク抜きをしなくて済むケースもありますが、
わらびは天ぷらにするときでも必要です。
アクを抜いたら、よく水けを取ってから
衣をまぶして揚げます。
塩でも天つゆでもおいしく食べられます。
また、定番の 炊き込みご飯にするときは、
タケノコ・油揚げ・肉類(鶏肉か豚肉)と
一緒に醤油と酒で下味をつけてから炊き込みます。
もち米があれば、山菜おこわもいいですね。
水煮になってスーパーなどで売られているもの
に比べると、自分で調理した時にはわらび特有の
食感を感じることができると思います。
今年の春はぜひチャレンジしてみてくださいね。
わらびとりに出かける時は、手がアクで真っ黒に
なりますので、軍手は必需品ですね。
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