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初夏の候の読み方と意味!時期は何月?時候の挨拶を含む例文も!

初夏の候 意味

初夏の候の読み方と意味!時期は何月?時候の挨拶を含む例文も!皆さん、 手紙は書かれますか?

 

少しかしこまった手紙は、なかなか書かないかも
しれませんが、機会が少ないからこそ、いざという
時の為に覚えておきたいのが時候の挨拶ですね。

 

とくに 「初夏の候」という言葉は、新社会人としての
生活にも慣れてきた頃に使う表現なので、覚えておいて
損はありませんよ!

 

社会人の常識として大切な知識ですし、秘書検定などの
資格を取る際に必要になったりもするようです。

 

昔ながらの奥ゆかしい挨拶を、
この機会に覚えてみませんか?

 

今回は、これからの季節にピッタリの「初夏の候」
の意味や使い方
などについてご紹介します!

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目次

初夏の候の読み方と意味は?

まず「初夏の候」の 意味を調べてみましょう!

と、その前に! 読み方はもちろんご存知ですよね?

 

時候の挨拶として使う場合の正しい読み方は
「しょかのこう」ですよ。

「候」は「〇〇の季節がやってきました」という意味なので
「初夏の時節です」「初夏の季節を迎えました」
と言った感じです。

 

間違えて候を「そうろう」と呼んでしまう人もいますが
これだと意味が変わってしまうので、季節の挨拶に用いる
際は、くれぐれもお間違えのないように。

 

 

初夏の候の時期はいつ?何月?

読み方と意味はこれでバッチリですね!

でも、初夏って正確にはいつの事を指すのでしょうか?

 

特に時候の挨拶として「初夏の候」と使う場合、感覚だけ
でなんとなく「今は初夏っぽいから使っちゃおう♪」という
風には恐ろしくて使えませんよね (笑)

 

天気などの様子を考えて、一般的な感覚で初夏というと
5月下旬~6月中旬を指す事が多いようですが、暦の上
ではいつ頃になるか知っておきたいですね。

 

正確には、 立夏である5月5日頃~6月5日頃までの
約1ヶ月間を初夏と言うようです。

つまり5月〜6月初めの時期に手紙を出す際に
「初夏の候」を使えるということになります。

 

 

初夏の候の使い方・時候の挨拶の例文と結び

使う時期もこれで分かりましたね。

でも、実際「初夏の候」などの言い回しは日常生活には
出てきませんし、「具体的な使い方が分からない」という
方も非常に多いと思います。

 

そこで、実際に手紙をしたためる時にどの様に用いるのか、
例文を示しておきたいと思います。

 

「初夏の候」という挨拶自体が目上の人会社の上司など、
かしこまった文体で手紙を書かなければいけない相手向けの
表現なので、多少堅苦しい例文になってしまいますが、
ご了承下さいね。

 

時候の挨拶を含む 書き出しと、 結びの部分を示します。

 

拝啓 初夏の候、ますますご清祥の事と存じます。
(中略)
梅雨寒の時節柄、風邪などお召しにならぬようお気を付け下さい。敬具

 

拝啓 初夏の候、ご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
(中略)
本格的な夏をひかえ、一層ご自愛下さい。敬具

 

拝啓 初夏の候、皆様にはご機嫌うるわしくお過ごしのことと存じます。
(中略)
向暑のみぎり、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。かしこ

 

以上3つの季節の挨拶と結びをご紹介しましたが、
参考になりそうな表現はありましたでしょうか?

 

頭語が 「拝啓」ならば、結語に「敬具」
もしくは女性なら「かしこ」を用います。

 

 

こういった昔ながらの言い回しを見ると、
本当に日本語は美しいなぁと感じますね。

 

メールでのやり取りが当たり前のご時世ですが、
たまには手紙を書いてみませんか?

 

自分で筆を取って思いを綴ると、相手にもいつもと
違った気持ちが伝わるのではないでしょうか。

 

是非「初夏の候」使ってみて下さいね。

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