こむら返りと肉離れの違いとは?それぞれの対処法は?
運動不足になっている人も
多いのではないでしょうか?
寒い日の夜、突然足がつったりすると辛いですよね。
スポーツ選手だけでなく、年配の人や、
妊娠中の人などにも良くみられる症状の
こむら返り(=足がつる)ですが、なぜ起きるのか?
また、同じく筋肉系の怪我である
肉離れとは何が違うのか?
そこで今回は、こむら返りと肉離れの違いと、
その対処法などをご紹介します!
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目次
こむら返りと肉離れの違いは?
こむら返り・・・誰しも一度は
経験があるのではないかと思います。
こむら返りとは、ふくらはぎの筋肉が緊張状態となり、
痙攣を起こしている状態のことを指します。
筋肉が収縮したままの状態となり、
引っ張られているような痛みを伴います。
正確には、「腓腹筋痙攣」と呼び、
いわゆる 有痛性痙攣の1つです。
疲れがたまっているときや、寒い時期に
起こりやすい症状です。
また、お年寄りの場合は
運動不足が原因のことが多いです。
ただ、どういったきっかけで起こるのか
ということに関しては、 未解明の部分もあるそうです。
これに対し、よく似た痛みの肉離れですが、
これは筋肉の断裂による痛みです。
こむら返りは収縮した筋肉を伸ばすような
姿勢を取ることで、短時間で痛みが解消されますが、
肉離れに関しては短時間で痛みが引くことはなく、
治療が必要になります。
こむら返りと肉離れの対処法は?
こむら返りが起きた時は、足首からふくらはぎの
筋肉を伸ばすようにストレッチをし、
筋肉の収縮を伸ばすことで痛みを解消できます。
発生源についてはよくわかっていない部分もありますが、
慢性疲労や運動不足がその主たる原因となることが…。
日ごろからストレッチやウォーキングなどの
軽い運動を習慣づけることで、発生を抑えることが
できるようです。
また、立ち仕事やハイヒールを履くことが多い
女性などは、 血行不良によってこむら返りが
起こることもあります。
ふくらはぎをもみほぐし、血行促進することで、
こむら返りを防ぐことができます。
毎日、 湯船に浸かりながら適度にマッサージすると
大幅に発生率を下げることも可能です。
ただし、肝硬変や糖尿病など、代謝に関わる病気のもとで
発生する比率が高まるので、注意したいですね。
一方、肉離れになってしまったときは、
筋肉が断裂状態になっているので、
むやみに伸ばしたりすることは厳禁です。
専門医の治療を受ける必要があります。
筋肉の炎症を抑えるため、完治するまでは
運動は控えた方がいいでしょう。
こむら返りの対処法のようなストレッチを
すれば、 悪化の一途をたどるだけだと
覚えておきましょう。
こむら返りが繰り返し同じ場所に発生すると、
肉離れの原因になることもあります。
とくに慢性的に起こるようなときは
一度専門医に相談した方が良いです。
ふくらはぎは第二の心臓とも言われ、
下半身のみならず、上半身の血流をも
つかさどる部分です。
少しの心がけが全身の健康につながります。
夜中、寝ているときに頻発しやすく
激痛に苦しむことにもなりますので、
寒い時期でも適度な運動を心がけましょう。
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