ゼラニウムの花言葉は? 花の特徴や育て方は?

ゼラニウムと言われて、どんな花かすぐに思いつかない人は、
スイスなどのヨーロッパ地方で、家々の窓辺を飾っている
赤やピンクのきれいな花を思い浮かべて下さい。
少しはイメージがわくのではないでしょうか。
日本でも軒先や街路樹の下の公共の花壇などで
きれいに咲いているのをよく見かけます。
いろんな種類があるのですが、
今回は、主に日本でよく見かけるゼラニウムの特徴や花言葉についてご紹介します。
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目次
ゼラニウムの特徴
ゼラニウムは フウロソウ科テンジクアオイ属
に分類される多年草です。
草丈は低い種類で20cmくらい、高い種類では80cmくらいになります。
花の色はピンク、白、赤、紫など様々で、
一重咲きのものから八重咲きのものまであります。
花の時期は、真夏と真冬を除く春の初めから冬の初めあたりまでですが、
真夏や真冬でも、室内で温度管理がうまく行えばきれいに咲きます。
真冬でも室温を10度以上に保てれば、
クリスマスやお正月に文字通り花を添えてくれます。
うれしいことに、このゼラニウムは栽培するのが比較的簡単で、
園芸初心者でもうまく育てることができます。
特別なコツは必要ない上に、 乾燥気味の環境を好みますので
多少水をやり忘れても枯れることがありません。
鉢植え、コンテナ植え、地植えなど、栽培の形式に制限はありませんが、
温度管理をこまめに行って長く花を咲かせるには鉢植えがいいでしょう。
地植えにした場合は、雨があまり当たらないところ、
玄関や庭の壁際の出窓やベランダなどのひさしの下などがおすすめです。
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ゼラニウムの花言葉
花言葉は植物に 象徴的な意味を持たせるために考えられた言葉です。
現在の花言葉は19世紀の西欧社会で
盛んになったものを起源としています。
日本には明治初期、おそらく文明開化の波に乗って
西欧から入ってきたのでしょう。
その後、日本独自の花言葉も考えられるようになり、
今では、 自らの思いを託した贈り物として一般的になっています。
花言葉は大きく分けると、
・「西欧社会での花にまつわる文化史的伝統を凝縮された一つの単語で現そうとするもの」
の二種類があります。
ゼラニウムの場合は上のパターンでは 「君がいるから幸せ」、
下のパターンでは「慰め」「真の友情」「愛情」「決意」などです。
贈る側としては「一大決心」をして、
「清水の舞台から飛び降りる」思いで贈ることになりますが、
受け取る側は 「天にも昇る気持ち」になりますよね。
ゼラニウムは大切な人に贈るのに最適な花なのです。
人に花を贈る機会があった時には、
花言葉をちょっと気にしてみてはいかがでしょうか。
また、「どんな花を贈ろうか」と迷った時の
手助けにもなるので、知っておいて損はありません。
これを機会に、他の花にも興味を持って頂けると
嬉しく思います。
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