ヒラメのさばき方・旬の時期に美味しくいただきましょう!
ヒラメ。
日本で多く捕れ、よく食べられているお店で食べたり、切り身を買ってきたりすることはあると思いますが、
自宅でさばいて料理することはあまりないかと思います。
そこで今回は、ヒラメの特徴・旬の時期・さばき方などを中心にご紹介します!
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目次
ヒラメの特徴や旬の時期は?
まずは似ている魚のカレイとの比較をしてみます。
「左ヒラメに右カレイ」と言われていますよね。
ですから、見分け方は一目瞭然、
両目がどちらに寄っているかで判断します。
お腹を下にした時に、頭が左側にくるのがヒラメです。
主に日本海側全域に生息し、太平洋側にはあまりいません。
大きいものでは1mを超えるほどで、
カレイ科の中では2番目に大きい魚です。
津軽海峡付近の青森県でよく獲れ、
太平洋側には少ないのですが、
茨城や福島などは日本でも上位の漁獲量をあげています。
旬の時期ですが、寒くなる前の晩秋から
初夏にかけてがおいしい時期です。
特に、冬は脂がたっぷりと乗っていて、
しかも身が引き締まっているのでとてもおいしいです。
春から初夏にかけて産卵するので、
11月から3月ごろに食べるがおすすめです。
産卵時期には磯などでよく釣れるので、
釣りに挑戦してみてもおもしろいかと思います。
ヒラメのさばき方は?
丸ごとのヒラメが手に入ったときの さばき方の紹介です。
まずは金属たわしで表面をこすり、
うろこをきれいに取ります。
表側の 胸ビレから包丁を入れ、
そのあと裏側からも包丁を入れて頭を落とします。
次に表側から背骨に沿って、真ん中に包丁で切れ目を入れたら、
エンガワを取るために中ほどまで包丁を入れ、
中身に沿ってきれいに身を外します。
ヒレに沿って切れ込みを入れてから身を外すと、
骨からきれいに外せます。
左右どちらも外れたら次は裏側です。
表側と同様に、中骨に沿って切り込みを入れ、
背びれに沿って道筋をつけます。
道筋をつけることで、背骨から背びれまで包丁を入れるときに、
スムーズに骨から身をはがしやすくなります。
ここまでで、5枚おろしというおろし方が完成です。
背骨から左右に2枚、裏表で4枚になり、
最後の1枚はきれいに中骨だけが残ります。
刺身のさくにするときは、
包丁を皮と並行に動かして皮を引きます。
このとき、皮をゆっくり引っ張りながら
包丁を動かすと皮が引きやすいです。
皮を引いたら、手で簡単にエンガワが外せます。
いかがでしたか?
最後は刺身用にさばき方を紹介しましたが、
カルパッチョや、皮をつけたまま煮付けにしてもおいしいですよ。
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