ナガノパープルの特徴!糖度はどのくらい?栄養成分や効果効能は?
ぶどうが
美味しい季節ですね。
最近では、産地ごとにブランド化された
ぶどうが増えてきています。
ナガノパープルもその1つで、紫色の
品種では最も注目を集めているようです。
ポリフェノールを中心に栄養価が高いのも
魅力ですが、糖度なども気になりますね。
そこで今回は、ナガノパープルの主な特徴や
栄養成分、効果、効能などをご紹介します。
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目次
ナガノパープルの主な特徴!糖度はどのくらい?
ナガノパープルは、2004年に品種登録された
比較的新しいぶどうの1つです。
名前通り、長野県須坂市の長野県果樹試験場で、
巨峰とリザマートを交配させてできた品種
です。
現在はブランド化され、長野県のみで栽培する
ことができるオリジナル品種とされています。
主な特徴としては、濃い紫色で果粒が大きく、
比較的歯応えのしっかりした実となっています。
一房あたりはピオーネより一回り小さいですが、
とてもジューシーで、人気も右肩上がりです。
気になる糖度は18~20度ほどで、甘味が強く
酸味が少なめなのもナガノパープルの特徴の1つ
となっています。
酸味も果物の美味しさを引き立てる要素ですが、
少なめなので糖度以上に強い甘味を感じること
ができますね。
また、皮が薄くて皮ごと食べることができますが
渋みはなく、風味をよく感じることができます。
ナガノパープルには種もないため、大粒の実を
丸ごと食べられるのも嬉しいですね。
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ナガノパープルの栄養成分とカロリーは?
ナガノパープルは80%以上が水分でできており、
他のぶどうと変わらない瑞々しさがあります。
主な栄養成分は、ブドウ糖や果糖などの糖分と
カリウム、カルシウム、マグネシウムといった
ミネラル類です。
ビタミン類については、ビタミンCが豊富です。
また、特に皮の部分にはポリフェノールが多く
含まれており、抗酸化作用が期待できます。
ポリフェノールには有名なアントシアニンの他、
レスベラトールという成分も含まれています。
ナガノパープルは一粒丸ごと食べられますので、
余すことなくその栄養を摂取できますね。
また、カロリーは100gあたり約60kcalです。
一房当たりにすると150~200kcal程ですので、
意外と低カロリーではないでしょうか…。
ぶどうの種類!種なし皮ごと食べられる品種は?
ナガノパープルの持つ効果・効能は?
ナガノパープルに含まれるブドウ糖や果糖は、
体内で代謝されずにエネルギーになります。
疲労回復の効果が高いので、スポーツの後に
水分補給として食べるのにも適しています。
これらは直接脳に働きかけて栄養となるため、
記憶力や集中力を高める効能もあります。
また、ナガノパープルは皮ごと食べられる
こともあり、ポリフェノールをより効率的に
摂取することができます。
ナガノパープルに含まれるポリフェノールの
量は、巨峰の5倍や赤ワイン1本分に相当する
といわれています。
ポリフェノールの効能といえば、抗酸化作用
によりアンチエイジング、つまり老化防止
が主なところです。
活性酸素が増えるのを抑制し、動脈硬化や
肥満などをはじめとする生活習慣病の改善、
予防効果が期待できます。
また、お肌のシミ、シワ、たるみなどの解消
にも繋がるため、女性には嬉しいですね。
さらに、紫色の色素であるアントシアニンは、
目の疲れや視力回復にも有効とされています。
糖尿病などによる目のトラブルにも最適な
ポリフェノールといえます。
レスベラトールは、食物アレルギーの発症を
防ぐ働きがある成分として注目されています。
ナガノパープルは甘くて美味しいというだけ
でなく、様々な効果効能が期待できるぶどう
です。
特に、ポリフェノールはお子さんの成長にも
欠かせない栄養素ですので、ぶどうから摂取
するのもおすすめですよ。
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