梅干しの食べ過ぎによる弊害!病気になる可能性や許容摂取量は?
の1つ、梅干し。
毎年、自宅で作っているという人も多い
のではないでしょうか。
ご飯のお供として、ついつい食べ過ぎて
しまうこともあるかもしれませんね。
ただ、どんなに体によくても、過剰摂取は
却って悪影響が出てしまうことがあります。
そこで今回は、梅干しの食べ過ぎによる弊害
や、1日の許容摂取量についてご説明します。
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目次
梅干しを食べ過ぎると胃痛・腹痛・下痢・吐き気を起こす?
梅干しを食べ過ぎると胃痛や腹痛を起こし、
吐き気や下痢などを伴うことがあります。
ただし、なぜこのような症状が出るのかは
はっきりわかっていません。
可能性として考えられるのは・・・
梅干しにはクエン酸が豊富に含まれており、
その殺菌作用により胃粘膜を荒らす傾向
があります。
このクエン酸の大量摂取により、消化不良
を起こしてしまうことが挙げられます。
クエン酸の酸性をアルカリ性に変えることが
できず、消化器系のトラブルを起こすことも
あるようです。
また、梅干しの食べ過ぎは塩分の過剰摂取に
繋がり、体が拒否反応を起こしているなども
考えられているようです。
本来、殺菌作用を持つ梅干しですが、あまり
食べ過ぎると胃痛、腹痛、下痢、吐き気など
の原因になるようです。
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梅干しを食べ過ぎるとクエン酸の働きで歯が痛くなる?
酸性の強いものを食べたり飲んだりすると、
一時的に歯が痛くなるという人がいます。
クエン酸の働きにより、歯のエナメル質から
リン酸カルシウムの結晶が溶け出すのです。
つまり、梅干しの食べ過ぎは、強力な酸が歯
を溶かしてしまうリスクがあります。
酸蝕歯(さんしょくし)といって、
歯を失う原因の1つになります。
最初は知覚過敏のような一時的な症状が
現れることが多いです。
梅干しのように酸が強いものを食べた直後は、
しばらく歯磨きをしないほうがよいです。
しばらく放置しておくと、歯のエナメル質の
再石灰化が起こり、元の状態に戻ります。
再石灰化が進んだ後、2時間程度経過してから
歯磨きすると大きな問題にもなりません。
ただし、これは梅干しの食べ過ぎにより強力
な酸の影響を受けている時の考え方です。
チョコレートやお菓子などをダラダラ食べて、
歯磨きをせず放置するのはやめるべきです。
食べたものは徐々に酸性に変化していくため、
ダラダラ食べると最も虫歯を作りやすいです。
梅干しを食べ過ぎると塩分過多でむくみや病気の原因になる?
梅干しには、多量の塩分が含まれている
ものが多いです。
今は少し甘味を強調しているものもあります。
どちらかといえば、昔ながらの梅干しのほうが
塩分が強い傾向にあります。
塩分が増えると、体の塩分濃度を調節するため
体内に水を溜め込みます。
そのため、あまり食べ過ぎると手足や顔などに
むくみが出ることがあります。
塩分の摂り過ぎは、 高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、
腎臓病などの病気にかかるリスクも高いです。
他にも梅干し以外で塩分を摂取しているため、
総合的に摂り過ぎないことが大切です。
健康によいからといって毎日何個も食べている
という人は、特に注意してください。
1日の許容摂取量はどのくらい?
梅干しの食べ過ぎで最も警戒すべきは、塩分
の摂取量です。
したがって、1日の許容摂取量は塩分を中心に
考えるのが一般的です。
最近は減塩のものなども多いですが、現在主流
のものは塩分10%ほどのものです。
大粒の場合、1個当たり1~2gの塩分が含まれて
いる計算になります。
1日の塩分摂取量は男性9.0g、女性7.5g未満が
理想とされています。
もちろん、他の食事からも摂取していることを
考慮すると、許容摂取量は1日2~3個までです。
お味噌汁や炒め物、煮物などにも含まれている
ことを考慮し、総合的に判断してください。
梅干しは適量を食べていると健康維持効果も
高いため、食べ過ぎないことが大切です。
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