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大人のりんご病の症状・原因・治療法!仕事は休むべき?

大人 りんご病

大人のりんご病の症状・原因・治療法!仕事は休むべき?りんご病は、幼稚園児~小学生など
の学童期の子供に多い伝染病の1つです。

 

感染すると、ほっぺが赤く染まるため
りんご病と呼ばれています。

 

ただ、大人になってから感染した場合、
子供の場合と症状の出方が異なり
ます。

 

子供よりも重症化しやすいため、辛い
を思いをすることも多いです。

 

そこで今回は、大人のりんご病の症状
や原因、治療法
を中心にご紹介します。

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目次

大人のりんご病の症状とは?

りんご病は、伝染性紅斑という病気で、
発症すると頬に赤い発疹ができる特徴
があります。

 

子供が感染した時の症状は、軽い鼻水
や咳の後に、紅斑と呼ばれる発疹が頬、
腕、太もも
などに現れます。

 

とはいえ、高熱などの辛い思いをする
ことはほとんどありません。

 

ただし、大人が感染した場合、症状
の出方が全く異なってきます。

 

大人の場合には、頬の発疹はほとんど
見られません。

 

主な症状としては膝、股関節、腰、指
などの多発性関節痛です。

 

重症化することも珍しくなく、歩行が
困難になるほど辛い痛みが出ることも
あります。

 

その他には、体の倦怠感や発熱、頭痛
など、風邪や他の感染症と似たような
不調が現れます。

 

大抵は数日~1週間程度で治まりますが、
悪化してしまうと3~4週間も長引く
こともあります。

 

また、一度治りかけたものが、再発して
しまうことも珍しくありません。

 

少し変わった点もあり、異常が現れること
がなく、気が付いた時には他人にうつして
しまっている可能性もあります。

 

 

大人のりんご病の原因とは?

りんご病はヒトパルポウィルスB19という
ウイルス感染が原因で発症します。

 

飛沫感染、接触感染が主な感染
経路です。

 

大人が感染する場合は、大抵は子供が先
に感染してしまい、看病していることで
うつされてしまうケースがほとんどです。

 

感染力が非常に強いウイルスであること
も大きな特徴の1つで、大人が発症する
原因の1つとなっています。

 

学校や幼稚園、保育園などで、感染者が
1人いるだけで、すぐにクラス中の
大半
に広がってしまいます。

 

大人の場合、半数以上がこのウィルスに
対して 免疫を持っています。

 

ただ、免疫がない人の場合、子供が感染
した際に、かなりの高確率で感染・発症
することが予想されます。
 

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大人のりんご病の治療法は?

りんご病には、効果のある薬やワクチン
がありません。

 

自然治癒することを待ちながら、症状に
対する対症療法を行います。

 

関節痛が特に辛いため、消炎鎮痛剤など
を使用しながら痛みを抑えていきます。

 

りんご病であるかどうかという確定診断
は血液検査で行いますが、保険が適用
にならないため通常は行われません。

 

ただし、妊婦さんが感染した場合、
胎児に影響が出る可能性があるため、
必要性に迫られることもあります。
 
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大人のりんご病・仕事は休むべき?

りんご病は潜伏期間が長く、感染してから
発症するまで10~20日程かかることがあり
ます。

 

ただし、症状が出始めた頃には、感染力は
とても弱くなっています。

 

そのため、子供が罹った場合でも、熱など
の症状がない場合は、登園・登校停止には
なりません。

 

大人が感染した場合も、関節痛や発熱など
により仕事に支障がない限りは出勤して
も構わないでしょう。

 

ただし、マスクを着用するなど、周囲への
配慮は必要ですね。

 

 

りんご病は5年周期で流行するというデータ
も存在しています。

 

流行が予測される時には、大人でもマスク
の着用や手洗いうがいの励行で、感染予防
を行うことが大切です。

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