アサイーの栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦さんに良い?

昨今のスーパーフードブームの火付け役
ともいえる果物、 アサイー。
人気モデルがよく食べているという話を
耳にすることも多くなりました。
美容や健康維持に優れた効果を発揮
する栄養素を豊富に含んでいます。
しかし、まだ馴染みが薄く、どんな果物か
知らない人も多いと思われます。
そこで今回は、アサイーの栄養成分や効果
・効能・カロリーについてご紹介します。
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目次
アサイーの主な栄養成分とカロリーは?
アサイーは ヤシ科の植物に属し、ブラジル
のアマゾン熱帯雨林を原産地としています。
私たちがよく知るヤシの木のような高木に、
ブルーベリーような小さな実が付きます。
見た目はベリー系ですが、甘味や酸味など
がほとんど感じられず、どちらかというと
無味のフルーツです。
また、ベリー系と異なる点として、実の
可食部は 5%程しかありません。
残りはすべて厚い皮と大きな種ですが、
栄養学的には申し分ありません。
アサイー100g中の三大栄養素は・・・
・タンパク質:8g
・脂質:34g
となっています。
炭水化物(糖質)や脂質が多いように思え
ますね。
ただし、炭水化物はほとんどが食物繊維で、
脂質は不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。
そのため、美容や健康に良いと、近年注目
を集めるようになりました。
ビタミンB1、B2、Eも豊富で、ミネラル類は
鉄分とカルシウムの含有量に優れています。
オレイン酸やアミノ酸が注目されることも
多いですが、特筆すべきはポリフェノール
の含有量です。
ブルーベリーの約18倍といわれ、 抗酸化作用
に非常に優れた優良食材の1つといえます。
カロリーは100g当たりで約530Kcalです。
決して低カロリーとはいえず、ダイエットに
不向きなように思えますが、それを補う程の
効能を持っているようです。
グラノーラのダイエット効果!アサイーボウルで!
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アサイーの効果・効能は?
アサイーはダイエットや美容効果のある果物
として、特に 女性の人気を集めています。
食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境の
改善や便秘解消にも役立つ存在です。
食物繊維は、血糖値の上昇を抑えたり、余計
な脂質を体外に排出するという、ダイエット
に優れた効能を持っています。
腸内環境が改善されると、自動的に 美肌効果も
高まり、ニキビや吹き出物などの悩みを抱えた
女性にも良い効能を示します。
脂質が多いため、どうしてもカロリー過多と
捉えがちですが、脂質の56%がオレイン酸で、
24%がパルミチン酸です。
オレイン酸は、善玉コレステロールを増やし、
悪玉コレステロールの抑制作用があります。
パルミチン酸も、体内でオレイン酸に変化する
ため、その作用も強化されます。
これらの不飽和脂肪酸には、ホルモンバランス
の乱れを改善し、血液をサラサラにする効果も
あるため、健康維持にも欠かせない成分です。
動脈硬化をはじめ、高血圧、脂質異常症などの
生活習慣病の予防、改善にも役立ちます。
また、アサイーの特徴であるポリフェノールは、
ストレスなどで大量に増えてしまう活性酸素を
抑制する力=抗酸化作用を持っています。
こちらはアンチエイジング(若返り)を実現し、
シワ、シミ予防などの美容効果、免疫力の強化、
血管の強化、生活習慣病の予防にも役立ちます。
ストレスによって 自律神経が大きく乱れるのを
抑制する力があるため、精神的不安や緊張から
くる体の異常に効能を示す大きな存在です。
マキベリーの栄養成分と効果・効能・カロリー!
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アサイーの栄養・妊婦さんに良い?
アサイーには鉄分とカルシウムが豊富に含まれ
ているため、 妊婦さんにもおすすめです。
カルシウムは牛乳の2倍、鉄分はレバーの5倍
ともいわれています。
胎児へ栄養を供給する妊婦さんは、カルシウム
や鉄分がどうしても不足しがちで、特に 貧血
を起こしやすいです。
また、食物繊維が豊富ということもあり、便秘
解消でお悩みの場合は、特に有効です。
カロリーが高めですが、適量を摂取するように
すると強い味方になってくれそうです。
過剰摂取は下痢を招くことがあるため、避ける
ようにして下さい。
日本では、まだ生のアサイーは流通していない
ため、パウダーやドリンクといった手軽なもの
から取り入れてみてはいかがでしょうか。
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