梨の栄養と効果・効能・カロリー!妊婦さんに良い?皮ごとでも!
「梨」。
一番好きな果物に挙げる人も多い
瑞々しく、程良い甘さと酸味があり、
人気があるのも納得です。
ところで、梨にはどんな栄養成分が
含まれているのかご存知ですか。
水分が多いので栄養価は低いと思っている
人もいますが、そんなことはありません。
そこで今回は、梨の主な栄養成分や効能・
効果・カロリーについてご紹介します。
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目次
梨の栄養成分とカロリーは?
梨の成分の約90%は 水分です。
やはり水分が多いことは事実ですが、栄養も
「なし」なのかというと、それは誤りです。
ビタミンA、C、葉酸、カリウム、鉄分の他、
アスパラギン酸などの栄養素を含んでいます。
また、消化酵素の1つであるプロテアーゼや、
糖アルコールのソルビトールを含みます。
ビタミン類が少ないのは意外ですが、酸味の
成分として リンゴ酸や クエン酸があります。
気になるカロリーですが・・・
梨は100g当たり約43kcalです。
ちなみにリンゴは100g当たり約54kcalです。
40kcal前後というと、みかんやはっさくなど
の柑橘類に近いカロリーです。
糖度11~14%程と、十分な甘さがある割には
カロリーが低いので、 ダイエット中の人
にも嬉しい果物です。
梨の種類・人気の品種ランキング!
梨の効果効能は?皮ごと食べるのがおすすめ!
梨の効能で、最も有名なのは糖アルコールの
ソルビトールによる 解熱作用や咳止めです。
風邪でのどの痛みや咳がつらい時は、ミキサー
などでジュース状にして、砂糖やハチミツを
入れて煮詰めたシロップが効果的です。
ソルビトールは 自然の糖質甘味料ともいわれ、
虫歯予防や便秘改善、血糖値の上昇を抑える
効果もあります。
二日酔いの時の水分補給にも良いですね。
また、消化酵素のプロテアーゼを含むため、
食後のデザートとしても最適です。
タンパク質の分解に優れるため、肉料理など
でお肉を柔らかくするのに利用されることも
あります。
アスパラギン酸といえば、 疲労回復に優れた
アミノ酸の1つで、残暑で夏バテをしている
頃には特に有効ですね。
また、梨の効能を得るためには皮ごと食べる
のがおすすめです。
栄養素は主に皮に含まれているようです。
カリウム、アスパラギン酸、ポリフェノール
も豊富なので、捨ててしまっては勿体ない気
がします。
カリウムには 利尿作用があり、むくみの防止
や余計な塩分(ナトリウム)の排出にも有効
で、高血圧にも効能を示します。
梨の名前の由来と花言葉!別名「有りの実」?
梨の栄養・妊婦さんに良い?
基本的に、 妊娠中に食べても問題ありません。
疲労回復や便秘解消など、妊婦さんにとっても
嬉しい効能があるため、旬の時期には積極的に
摂取したいですね。
カリウムの作用で、妊婦さんの悩みの1つである
むくみの改善にも有効です。
また、葉酸を含んでいる点でも、胎児の健やか
な成長に一役買ってくれそうです。
妊婦さんが1日に食べる果物の量は、 200gが理想
とされており、梨だとちょうど1個分くらいです。
体を冷やす効果があるため、食べ過ぎだけには
注意して下さいね。
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