梨の名前の由来と花言葉!英語では?別名「有りの実」とも!

果物が生る木にも、当然ながら 花が
咲きますよね。
桜や桃は花も有名ですが、リンゴと
なると、なんとなく知っている程度。
梨の場合は、あまり知らない人も
多いのではないでしょうか。
梨にも白くて可愛い花が咲きますが、
花言葉も気になるところです。
そこで今回は梨の名前の由来や花言葉
についてご紹介します。
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目次
梨の名前の由来は?
梨の 名前の由来は諸説ありますが、いくつか
ご紹介しますね。
実の中心部は酸味が強いので「中酸(なす)」
と呼ばれ、そこから転訛したという説があり
ます。
これは江戸時代中期の政治家で、学者でもある
新井白石の説です。
他にも、果肉が白いので 「中白(なかしろ)」
や 「色なし」から転じた、という説も…。
風があると、うまく実ができないことから
「風なし」から転じたという説もあります。
梨は「無し」に通じてしまい、ネガティブな
イメージがあるため、 「有の実(ありのみ)」
という別名もあります。
お祝いなどに贈る時は、この名前の方が
縁起が良いですね。
英語では・・・
・「Sand Pear」(砂のようなシャリシャリ感から)
・「Russet apple pear」(小豆色のリンゴような実から)
といいます。
木に咲く花は「blossom(ブラッサム)」が
付くことが多いですが、梨の場合は異なり、
「pear blossom」とは呼ばないようです。
洋ナシや中国ナシとの違いを示すために
・「Nashi Pear」
と呼ばれることもあるそうです。
現在、 日本の市場に出回っているのは・・・
・赤色系の「Red」(真っ赤に染まる洋ナシ)
・青色系の「Green」(二十世紀など)
・黄色系の「Yellow」(中国系タイプ)
などに分類されています。
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梨の花と木の花言葉と由来・英語では?
梨には、花以外に 木の花言葉も存在します。
花を含めた梨全般の花言葉は・・・
とされています。
また、木の場合は・・・
といったものです。
「愛情」「博愛」をはじめ、全ての意味で、
たくさんの実を付けてお辞儀をするような
姿をしていることに由来するようです。
「梨」という名前からか、なんだか控えめな
印象がありますね。
西洋(英語)での花言葉は・・・
・木の場合は「comfort(慰め、癒し)」
で、日本のものとほぼ同じです。
また、洋ナシを種類別に分類すると
違った意味を持つかもしれませんね。
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梨の特徴
バラ科ナシ属に分類される植物です。
洋ナシ以外の原産地は、中国、日本、朝鮮半島
などの東アジアと見られています。
日本では古くから栽培されていて、江戸時代
には既に150もの品種があったという記録も
あります。
日本の梨は果肉が固く、甘みが強いのが特徴。
中国や西洋の梨は果肉が柔らかく、香りが強い
という特徴があります。
日本の品種としては・・・
・二十世紀などの皮が緑っぽい「青梨系」
の2種類に分類されます。
幸水が最も多く栽培されている品種で、
全体の約34%を占めています。
二十世紀梨は鳥取のイメージが強いですが、
千葉県松戸市で偶然発見された品種で、
その後、鳥取の代名詞的存在になりました。
開花の季節は、春後半あたりの4~5月です。
サクランボの旬より、梨の旬は少し後ですから、
桜の花より少し遅れて梨の花のピークが来ます。
花の持ちは3~4日程度ですが、白くて可愛い
花を咲かせます。
もし見かける機会があれば、ぜひ花言葉を
思い出して下さいね。
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