パプリカの栄養と効果効能!(赤・黄・オレンジ)生と加熱では?

赤や黄、オレンジと色とりどりの パプリカ。
美味しい料理にさらに華を添えるのに
ピッタリな存在ですね。
彩りとして取り入れている人も多いですが、
色ごとに栄養が違うのをご存知ですか。
同じ野菜だからといっても、実はそれぞれ
違うのです。
そこで今回は、パプリカの色による栄養や
効果・効能の違いをご説明します。
スポンサーリンク
目次
赤パプリカの栄養と効果・効能
赤パプリカの色は 「カプサイシン」に
よるものです。
唐辛子に含まれている有名な成分ですが、
実はパプリカも唐辛子科の野菜です。
乾燥させて粉末化すると香辛料として
利用できます。
「カプサイシン=辛い」というイメージ
がありますが、唐辛子ほどの強烈さは
もちろん持っていません。
辛いものが苦手な方でもカプサイシンが
摂取できますね。
カプサイシンには、強い抗酸化作用がある
ため、生活習慣病の予防や美容にも効果的
です。
抗酸化作用とは、ストレスなどで大量に
増えてしまう 活性酸素を抑制する力です。
つまり、動脈硬化や発がんなどにも効能を
示すだけでなく、美肌作りにも役立つ存在
というわけです。
β―カロテンよりも抗酸化作用は上を行きます。
新陳代謝の促進にも役立つため、ダイエット
にも有効ですし、 血流を促す作用により、
冷え性や疲労、肩こりにも効能があります。
他には、ビタミンCも豊富含んでいます。
赤の場合、2/3個程度で100mgを含みますが、
これでも他の色に比べて一番少ないです。
100mgは1日に必要なビタミンCの量なので、
簡単に摂取できてしまいますね。
ピーマンとパプリカの違いとは?
![]()
黄パプリカの栄養と効果・効能
黄色は、赤よりも ビタミンCが多く含まれて
いるため、免疫力アップや美容効果がさらに
期待できます。
ビタミンCには、シミ・そばかすを防ぐ効果
があります。
最近では、美白のために食事に取り入れて
いる女性も多いといわれています。
黄色は1/2個で100mgのビタミンCを含んで
いますので、風邪予防などにも繋がります。
また、肌を老化から守ってくれる ルテイン
という成分も豊富に含まれています。
アンチエイジングという面では、黄色を使う
方が良いかもしれませんね。
オレンジパプリカの栄養と効果・効能
オレンジはさらに ビタミンCが豊富です。
たった1/4個で100mgを摂取することができ、
パプリカの中でも群を抜いています。
他にも、抗酸化作用のあるβ―カロテンや
ビタミンEも含んでいます。
ビタミンCとEを同時に摂取すると、抗酸化
作用が強化されるため、ストレスに負けない
体を作ることができます。
オレンジは赤と黄の中間色ですが、 葉酸や、
ビタミンB-12など、他の栄養成分も赤と黄
の両方の成分を含んでいます。
免疫力強化、抗酸化作用、美肌効果で選ぶの
も良いですし、その他のミネラルなどの栄養
を摂取するならオレンジが最もおすすめです。
また、どの色でも葉酸が含まれている点では、
胎児の健康を考える妊婦さんにも嬉しい存在
です。
免疫力アップで、あらゆる感染症に効能を
示すのも有難いですね。
唐辛子の栄養成分と効果・効能!カプサイシンの力と副作用は?
![]()
パプリカの栄養成分・生と加熱はどっちがおすすめ?
栄養成分は 加熱すると壊れてしまう、という
イメージがありますよね。
特に、ビタミンCは加熱に弱いという話を
よく耳にすると思います。
ただし、パプリカの場合は生よりも 加熱調理
がおすすめです。
パプリカに含まれているビタミンCは、加熱
しても壊れにくいという特徴があるのです。
それは、ビタミンPというビタミンCを酸化や
熱から守る成分が含まれているからです。
また、β―カロテンの存在が、加熱したほうが
良い理由となっています。
βカロテンは油と一緒に調理すると、栄養を
効率よく摂取することができます。
ですから、サラダ油、オリーブオイルなどで
炒めるほうがおすすめです。
野菜炒めや焼き肉をする時などに、パプリカ
を使うと良いですね。
料理の彩りだけでなく、その効能に目を向けて
使ってみて下さい。
スポンサーリンク

















この記事へのコメントはありません。