しじみの栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦さんにも良い?
しじみ。
昔から体に良いといわれている
健康維持効果も高く、サプリメントにも
なっているほどの栄養価があります。
二日酔いの時に、お味噌汁にして頂くと
良いといわれていますよね。
ただ、あとはどんな効果・効能があるのか、
あまり知られていないようです。
そこで今回は、しじみの栄養成分や効果、
効能、カロリーについてご紹介します。
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目次
しじみの主な栄養成分とカロリーは?
しじみが体に良いとされるのは、何種類もの
栄養成分がバランスよく含まれているからです。
特に豊富に含まれているのが・・・
・ビタミンB2、B12、E
・カルシウム
・鉄分
などです。
これらの他にも、 亜鉛や タウリンなど、
24種類ほどの貴重な成分が含まれています。
しじみのカロリーですが、ほとんどの場合が
殻付きで売られているため、殻付きのものを
紹介します。
普通サイズのしじみは10個で30gほどになり、
約4kcalです。
大きなサイズだと10個で50gほどで、6kcal
ほどです。
お味噌汁1杯に10個入っていたとしても、
エネルギー量としては少ないですね。
しじみの効果・効能は?
まず アミノ酸ですが、自然界にある数百種類
もの中で、タンパク質の構成成分となるのは
わずか20種類だといわれています。
この20種類のうち、1つでも欠けてしまうと、
タンパク質を合成することができなくなって
しまいます。
しかも、そのうちの9種類は体内で合成する
ことができないため、いわゆる 必須アミノ酸
と呼ばれるものです。
この必須アミノ酸のほとんどが合成されると
良質なタンパク質となり、その指数となるのが
「アミノ酸スコア」と呼ばれるものです。
しじみの場合、牛乳やいわしなどと同スコア
とされ、指数は100点満点とされています。
かなり優秀なタンパク質を合成できるため、
人体を構成する上では最高の食材の1つです。
カルシウムは、日本人に最も不足している
成分とされ、成長を抑制したり、 骨粗鬆症
の原因になったりもします。
骨の他にも、筋肉や神経の働きを調整する
効果もあるため、重要なミネラルです。
しじみ100gに含まれるカルシウムは130mgで、
同じ量の牛乳よりも20mg多いため、不足に
よるトラブルへの効能にも優れています。
また、鉄分は酸素の運搬や細胞呼吸にとても
重要な役割を果たしています。
100gに含まれる鉄分は5.3mgで、同じ量の
レバーよりも1.3mgも多くなります。
レバーよりも食べやすく、 貧血予防に効能
を示すため、女性には嬉しいですね。
ビタミンEは脂質の酸化を阻止し、細胞壁や
生体膜の機能維持効果があります。
不足すると神経機能の低下、筋無力症など
の原因となります。
ビタミンCとEを同時に摂取することで、活性
酸素が増えるのを抑制する抗酸化作用が強く
なるため、アンチエイジングにも有効です。
しじみ100gに含まれるビタミンEは1.6mgで、
同じ量のあさりの4倍も含まれています。
ビタミンB2は、成長を促し、 細胞の再生にも
有効とされ、口内炎や皮膚炎、髪のトラブル
にも有効とされています。
ビタミンB12は、中枢神経や脂肪代謝に重要
な役割があります。
不足すると、悪性貧血や神経障害が起こると
いわれており、必要不可欠な存在です。
あさりの栄養成分・お味噌汁や酒蒸しのカロリーは?
しじみの栄養・妊婦さんに良い?
妊娠中は、つわりで苦しむ方も多いですが、
しじみは 消化が良く、食べやすい食材です。
また、妊婦さんはカルシウムの大半を胎児
に供給しています。
そのため、歯が脆くなることもありますが、
カルシウムを補給できる点は有難いですね。
妊娠中は体内の血液の量は多くなりますが、
実は、 赤血球の量は減ってしまいます。
血液の濃度が下がり貧血になったり、酸素が
足りなくなると、胎児にまで悪影響を与えて
しまいます。
しじみで鉄分補給ができる点も嬉しいですが、
亜鉛やタウリンなどミネラルを豊富に取れる
点でも優れています。
ほうれん草や小松菜など、野菜と組み合わせ
るのも、良いかと思われます。
しじみといえば肝機能を高めるイメージが
強いですが、様々な体調不良に対する効能
も見逃せませんね。
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