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2015年の立冬はいつ?時間は?七十二候、食べ物(行事食)は?

立冬 2015

2015年の立冬はいつ?時間は?七十二候、食べ物(行事食)は?11月に入ると、秋も深まってきたなと感じ
ますが、冬はすぐそこまで迫ってきています。

 

「立冬」を過ぎると、暦の上では冬となり、
いよいよ寒い季節の到来を感じさせますね。

 

ところで、そもそも立冬にはどんな意味が
あるか、ご存じでしょうか。

 

2015年の場合はいつになるかも、調べないと
わからないという人も多いと思います。

 

「冬至のかぼちゃ」のように、行事食
あるのかなど、意外と謎だらけですね。

 

そこで今回は、2015年の立冬の日付けや
時間、その意味、七十二候、食べ物な

についてご紹介します。

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目次

2015年の立冬はいつ?時間は?

2015年の立冬の日付は、 11月8日(日)で、
その瞬間の時間は、午前2時59分です。

 

「定気法」という、二十四節気を決める
方法によって定められています。

 

立冬は、二十四節気の19番目で、この日
から立春の前日(節分)までが「冬」
されています。

 

ちなみに、2015年の場合・・・

・立春:2月4日午前3時38分
・立夏:5月6日午後7時53分
・立秋:8月8日午後8時01分

でした。

 

実際には、4つの季節の境目に 「節分」
あり、これらの日付の前日にあたります。

 

江戸時代以降は、主に立春の前日だけを
呼ぶようになったといわれています。

 

 

立冬の意味は?

立冬は、天文学上で 太陽黄経225度になる
ときを意味し、私たちはその瞬間が訪れる
日付を呼んでいます。

 

したがって、毎年同じ日付とは限らず、
1日程度の微妙なズレが生じます。

 

ただ、この程度のズレで済んでいるのは、
4年に1度の「閏年」があるからです。

 

 

日本の場合、2015年でいえば中央標準時
11月8日午前2時59分が立冬にあたります。

 

中央標準時とは、 「協定世界時+9時間」
と、国立天文台により定められています。

 

つまり、世界基準では、前日の11月7日
午後5時59分
に立冬を迎えるという意味
です。

 

また、立春や立夏、立秋を含め、それぞれ
二十四節気のひとつとなっています。

 

この二十四節気というのは、太陽の通る道
(黄道)の動きを15度ずつに分けて、1年を
24分割、15日ずつの季節として定めたもの
になります。

 

太陰暦(旧暦)を使用していた時代では、
農作業などに正確な情報を必要としていた
ため、季節をより細分化していたわけです。

 

現在では、太陽黄経225度を迎える日付を
立冬と呼ぶことが多いですが、次の節気の
「小雪」までの期間(約15日間)としての
意味もあります。

 

この期間を 「立冬の候」などと呼び、手紙
などの「時候の挨拶」に使用されています。

 

「立」には、「新しい季節になる」「新しい
季節の神が立つ」
という意味があり、次第に
厳しい寒さを迎える本格的な冬に向かいます。

 

11月上旬というと、まだ秋の盛りという感じ
もしますが、日も短くなり、朝晩の冷え込み
も増しますので、冬支度も始める頃です。

 

ちょうどこの頃に 「木枯らし」が吹きますが、
西高東低の冬型の気圧配置になったときに吹く
「北向きの風」を呼んでいます。

 

立冬の七十二候は?

さて、立冬は二十四節気のひとつとご紹介
しましたが、それに対し、 「七十二候」
いう季節の分割方法もあります。

 

どちらも古代中国で発案されたもので、
日本には江戸時代頃に入ってきました。

 

七十二候は二十四節気をさらに3分割し、
気象の動きや動植物の季節による変化を
表す 短文が名称になっています。

 

七十二候は、日本に入って来たのちに
日本の気候風土に合うように改訂された
ものが今でも残っています。

 

俳句の 季語などとしてもよく使用されて
います。

 

立冬の期間の七十二候は・・・

・山茶始開(11月8日~11月12日頃):山茶花が咲き始める
・地初凍(11月13日~11月17日頃):冬の冷気のなかで地面が凍り始める
・金盞香(11月18~11月22頃):水仙の花が咲く

という3つです。

 

いずれも、この頃に起こる変化を表した
短文となっていますが、上から 「初候」
「次候」「末候」
とされています。
 
2015年の冬至はいつ?日の出日の入りの時間は?
 

 

立冬の食べもの(行事食)は?

冬至にはかぼちゃを食べてゆず湯に入る、
といった風習がありますよね。

 

しかし、立冬の場合には、特別な行事食
や食べ物を用意することはありません。

 

ただ、この頃は朝夕の寒暖差が激しくなり、
季節の変わり目で体調を崩す人も多いです。

 
 

中国のことわざに、「立冬補冬、補嘴空」
というものがあります。

 

「立冬には冬に向けて栄養を補給しよう」
といった意味です。

 

中国語で「補」というのは、食べ物により
体調を補うという意味があります。

 

つまり、季節のものを、最善の調理法で
食すことによって体調を整えようという
ことです。

 

この時期の旬の食べ物というと、 りんご、
蓮根、牡蠣
などです。

 

冬野菜もとれるようになるころで、白菜や
大根、かぼちゃなどもおいしくなります。

 

季節柄、体を温めるように努める必要が
あるため、なるべく温かいものを食べる
ようにしたいですね。

 

しょうが、とうがらし、にら、にんにく
といった、体を温める作用のある食べ物
も良いですね。

 

中国の一部の地域では、立冬の日に餃子
を食べる風習があるそうです。

 

餃子の形が耳に似ていることから、凍傷
にならないようにと食べられています。

 

にら、にんにく、しょうがなどを材料に
使用し、野菜もたっぷりとれるので、
栄養面でも適しているように思います。

 

立冬の日の夜には、 手作り餃子を食べる
のも良いかもしれませんね。

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