カブトムシの幼虫の育て方!容器・土・カビ・コバエ・共食い対策!
カブトムシ
ではないでしょうか?
もちろん森に捕りに行くのも楽しいですが、
幼虫から家で育てるのも楽しいものです。
しかも、早ければ冬のうちから育てる
こともできます。
そこで今回は、カブトムシの幼虫を育て方
についてご紹介したいと思います。
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目次
カブトムシの幼虫を育てるときの容器や土は?
カブトムシの幼虫を飼うためには、ある程度の
大きさの プラスチックケースがあれば十分です。
ただし、幼虫を入れすぎると共食いを
してしまうため、注意が必要です。
また、幼虫の時の大きさで成虫の大きさが
決まってきます。
大きいカブトムシを育てたい時には、なるべく
少ない数で栄養をたっぷりとあげましょう。
衣装ケースのように大きなものなら10匹ほど
飼育することが可能です。
普段カブトムシを飼っているようなプラスチック
ケースの場合、大きいもので5匹、小さいものなら
2匹までがちょうどいいでしょう。
土は市販の 昆虫マット、あとはクヌギやコナラ
などを使用したおがくずを使います。
針葉樹の混ざっているマットを使うと、幼虫が
死んでしまうことがあるので要注意です。
園芸用の腐葉土を使ってもいいのですが、農薬が
入っていることがあるので、よく見てから購入
して下さいね。
初令幼虫だと、目の粗いマットだと食べられない
ことがあります。
大きくなった三令になればかなり大きい木屑も
食べるようになるので、柔らかい朽木を入れて
おいても良いでしょう。
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カブトムシの幼虫を育てるときの水やりとカビ対策は?
カブトムシの幼虫を育てるときに、特に重要
なのは 土の湿り気です。
まず、土を入れるときにはあらかじめ湿らせて
おいた土を入れましょう。
ケースに入れたあとに上から水をかけても、
なかなか均等に湿らせることはできません。
湿らせ具合は、手で握ったときに手の中で
形が残る程度がちょうどいいです。
土が湿っていないと、さなぎになったときに
干からびてしまったり、土の上に出てきて
さなぎになってしまうことがあります。
また、土が湿っているので表面に カビが生えて
くることがあります。
腐葉土や朽木などは菌やバクテリアによって
腐ったものなので、カビが増えることは想定
しておく必要があります。
その菌を体内に取り入れて消化や成長に使って
いるので、カビが幼虫に悪影響を与えるわけでは
ありません。
どうしても気になる場合は、ケースと土を全部
取り替えて、ケース内の通気を良くしましょう。
あまり乾燥させすぎるとかえって悪影響ですし、
菌をなくしてしまうと幼虫の成長を妨げること
になるので注意したいですね。
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冬に育てるときの注意点は?
カブトムシの幼虫は冬になると動きがにぶくなり、
餌も食べなくなって、 越冬モードに入ります。
この状態になったら、部屋の暖かいところや
日の当たるところには置かず、なるべく寒い
ところに置くようにしましょう。
自然の状態に近い環境の方が幼虫はよく育ちます。
また、冬はとても乾燥するので、湿気不足にも
注意を払います。
ちょっと表面が乾いてきたら、霧吹きで少しずつ
水分をあげ、湿り気を保つようにします。
コバエや共食い対策は?
ケース内の コバエを完全になくすことは不可能です。
もともと土の中にはコバエの幼虫がいて、その幼虫
も同じようにおがくずを食べて成長しています。
表面で孵化したコバエは、ケースを外に出して
ふたを開けておけば逃げますし、ふたを少しだけ
開けて掃除機で吸うのも効果的です。
また、外からコバエがケースに侵入して卵を産む
こともありますが、それは市販の コバエシャッター
などで防ぐことができます。
近くで売っていない場合は、ケースごと洗濯用
ネットに入れておくと、コバエの侵入を防ぐこと
も可能です。
共食いは、三令期になるとほとんどしないので、
あまり気にしなくても良いかと思います。
初令期や二令期には、弱いものやサイズの小さい
ものが傷つけられて死んでしまうことがあります。
ケースの大きさと入れる数に気をつければ、
共食いはしないので大丈夫です。
いかがでしたか?
カブトムシを幼虫から育てるのは少し大変ですが、
成虫になったときの達成感はすごいです。
きちんと管理して、ぜひ大きい成虫を
育ててみて下さいね。
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