猛暑の候の読み方と意味!時期はいつ?時候の挨拶を含む例文も!
「猛暑の候」
というのがありますよね。
でも、具体的にはいつ頃使ったら良いのか
迷ったりする人も多いかと思います。
ものすごく暑い時期であることは確かでも、
はっきりいつからいつまでとは言い切れない
場合もあるかと思います。
そこで今回は、「猛暑の候」の意味や使用する
時期、実際の使い方についてご紹介します!
ビジネス文書やお手紙などを書く際に
参考にしてくださいね。
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目次
猛暑の候の読み方と意味は?
まず、猛暑の候の読み方は、そのまま
「もうしょのこう」でOKです。
候(こう)は季節の到来を意味し、
「〇〇の季節になりました」という表現
だと覚えておくと良いですね。
他にも「〇〇の折」「〇〇のみぎり」などとし、
代用することも可能です。
猛暑という言葉は、夏になると頻繁に使われ
ますので、だいたい意味はお分かりだと思い
ますが、夏の非常に暑い時期のことを言います。
「猛暑日」というと最高気温が35℃以上の日
を指しますが、これは2007年に気象庁で制定
された言葉です。
猛暑の候というのは当然それ以前から使われて
いますし、特に何度以上の日に使うという決まり
があるわけではありません。
時候の挨拶は気温に関係なく、季節で使う時期
は決まっていますので、確認しておきましょう。
同じ頃に使われる時候の挨拶に 「炎暑の候」
「厳暑の候」「酷暑の候」などもあります。
どれも、漢字を見るだけで暑いのが
十分伝わってくる表現ですね。
猛暑の候の時期は?いつ?
一番暑い時期というと8月というイメージが
ありますよね。
でも、時候の挨拶として 「猛暑の候」を使う
場合は、基本的には7月になります。
梅雨が開けて、本格的な夏が始まる季節に
使われる言葉ですね。
ですから、7月中旬に贈るお中元の挨拶状など
に使用するのも良いでしょう。
暑中見舞いの手紙の冒頭の挨拶の次に、使用
することもできますので、便利です。
実際には、猛暑日になるのが多いのは8月に
なりますが、暦の上では、 立秋(8月8日頃)
以降は秋になります。
したがって、8月に使う場合でも、立秋の前日
までにとどめておけば大丈夫です。
それ以降は「残暑」や「晩夏」などを使うのが
一般的です。
猛暑の候の使い方・時候の挨拶を含む例文と結び
最後に、実際に手紙で使用するときの 冒頭の挨拶
と 結びの言葉の例文を紹介していきますね。
書き出しは通常、頭語として「拝啓」を使うこと
が多いですが、「敬具」などの結語も忘れない
ようにして下さい。
(書き出し)
拝啓 猛暑の候、〇〇様にはますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
拝啓 猛暑の候、皆様におかれましては、ますますご壮健のこととお慶び申し上げます。
時候の挨拶の次には、 相手の安否を気遣う挨拶
を含め、「さて・・・」などで区切り、本題に
入っていきます。
本題の文章が終わったら、最後の結びの言葉で
再び季節感と相手の安否の確認を入れておくと
良いです。
(結びの言葉)
暑さ厳しき折り、皆様のご健康をお祈り致します。敬具
季節柄、お体くれぐれもご自愛ください。敬具
女性の場合は、結語に「敬具」ではなく
「かしこ」を使うのが一般的です。
7月~8月のうだるような暑さは、私たちの
体力も気力も萎えがちになりますよね。
そんな時に自分を気遣ってくれるお手紙を
もらうと嬉しいものです。
ひと時の清涼剤として、日頃お世話になって
いる方へお手紙を出してみるのも良いですね。
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