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お中元とお歳暮の意味の違い!贈る時期とマナーの注意事項!

お中元 お歳暮 違い

お中元とお歳暮の意味の違い!贈る時期とマナーの注意事項!日頃、お世話になっている方々に、
感謝の気持ちを込めて贈り物を贈る
「お中元」 「お歳暮」

 

実は、共通点と違いがあるのをご存知ですか?

 

月とスッポンとまではいきませんが、
知っているのと知っていないのとでは
やはり違います。

 

そこで、今回はお中元とお歳暮の共通点
と違い、贈る時期やマナー
をご紹介します。

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目次

お中元とお歳暮の意味の違いとは?

そもそもお中元やお歳暮とはどういう
意味を持つものなのでしょうか?

 

どちらもお世話になっている方に、 日頃の
感謝の気持ち
健康を気遣う気持ちを物に
託して伝える風習です。

 

お中元やお歳暮を贈る時期の一ヶ月ほど前
になると、CMやデパートなどの宣伝を目に
する機会も多いと思います。

 

実は、お中元もお歳暮も上記の同じ目的で
贈るものである為、基本的に違いはなく、
同じなのです。

 

贈る時期については後述で詳しく説明しますが、
特にお歳暮は一年の締めくくりに贈るので、
お中元よりも重視される傾向にあります。

 

どちらか一方を贈るという場合はお歳暮のみに、
両方を贈る場合は、お中元よりお歳暮の方の
品物の値段を高価にするのが一般的です。

 

 

お中元とお歳暮の贈る時期の違いは?

では、お中元とお歳暮の贈る時期の違いは
どうなのでしょうか?

 

お中元は、中国の三元という言葉に由来
していることをご存知でしょうか?

・1月15日が上元
・7月15日が中元
・12月15日が下元

となっています。

 

思想と盆行事が結びついたもので、家を
離れた子ども達が、 盆に親や親族に贈り物
をしたことに由来します。

 

それが今では、仲人やお世話になっている
人にも、と広まって現在の形となりました。

 

この慣習は室町時代の公家の間で広まり、
江戸時代になると庶民の間でも定着しました。

これがお中元のルーツになります。

 

さらにこれを基に手紙やハガキなどで簡略化
したものが、 暑中見舞い 残暑見舞いになります。

 

お歳暮は、元来新年に年神様へ供える物品を、
年の暮れに本家や家元に持っていく行事でした。

 

今でも新巻き鮭や数の子などを贈るのは、
年神様に供える お神酒(みき)の酒肴
由来すると云われています。

 

そして今では一年間お世話になった方に、
お礼の意味の贈りものをすることで定着
しました。

 

これもお中元同様、江戸時代に庶民層に
普及したようです。

 

つまり、お中元もお歳暮もかなり古い時期
からの風習であったことが分かります。

 

では、それぞれ 贈る時期はどうなっている
のでしょうか?

 

まず、お中元は6月末から7月15日までに贈る
のが一般的(主に東日本側)です。

西日本側では1ヶ月遅れの7月末から8月初旬
に贈ることがほとんどです。

 

但し、西日本側の贈る時期では、厳密に言うと
「お中元」ではなく、7月15日を過ぎれば
「暑中見舞い」、立秋を過ぎると「残暑見舞い」
となります。

 

お歳暮は12月10日から20日に贈るのが一般的です。

しかし、年の瀬で忙しくてなかなか贈ることも
出来ない方もいらっしゃるかも知れません。

 

その場合は、年が明けてから松の内までには
「お年賀」として、1月15日過ぎに 「寒中見舞い」
として贈ることも出来ます。

 

松の内とは、 門松を飾っておく期間のことで、
昔は元日から1月20日位までのことを指しました。

 

しかし、現在は元日から1月7日までが一般的
となっており、西日本では元日から1月15日
までが松の内の期間とされています。
 
お歳暮のお礼・メールでの対応!
 

 

お中元やお歳暮のマナー

知っておいた方が良い、お中元やお歳暮の
マナーとは一体どんなことでしょうか?

 

贈るべき人や贈る相手が喪中だったりした
場合はどうすればいいのか、贈る際の 品物
など、マナーや注意点などをご紹介しますね!

 

基本的にはお世話になった人に贈ればいいの
ですが、お中元やお歳暮を贈らない人でも
必ず贈らなければいけない人が居ます。

それは 仲人さんです。

 

結婚の時にお世話になった仲人さんに贈答を
行うのは必須のマナーで、普段お中元、お歳暮
の贈答をしない場合でも、 仲人さんだけには
3年間行うというのは一般常識になっています。

忘れないようにしましょう。

 

逆に会社の取引先や顧客先に贈る事自体を
会社側が禁止していることも珍しくありません。

 

また、子供がお世話になっている 学校の
先生方
に贈る事もありますね。

 

贈ったとしても先方が辞退される場合があり
ますので、事前に調べておく必要があるかも
しれません。

 

贈る側が感謝の気持ちを込めて贈ったとしても、
評価を上げてもらう目的と先方に判断されれば、
受け取っても、さして嬉しくはありません。

 

本来、心のこもった思いやりの表現であるから
こそ、価値があるということを忘れないように
したいですね。

 

次は相手が喪中だった場合ですが、これは年賀状
と違って贈っても構いませんが、 包装に派手な物
を選んではいけません。

 

お歳暮の時期に贈る場合には
「今年一年、お世話になりました」
一言書き添えして贈りましょう。

 

また、自分が喪中だった場合ですが、
これは贈るべきではないでしょう。

喪中の方から贈り物をもらっても先方は気分の
良いものではないからです。

 

失礼ではないのかという意見もあるかもしれません
が、相手もこちらに不幸があったことは知っている
はずですので、失礼にはあたりません。

 

喪中をお教えしていない場合は、 暑中見舞い
寒中見舞いで対応する事が好ましいです。

その際にも、絵柄は派手でない物を選びましょう。

 

次に、贈る品物ですが、やはり食料品が一般的です。

お中元はビールやフルーツなど、冬は食肉加工品
や日本酒、地方からは魚介類等がよく贈られて
いるようですね。

 

中には 商品券や先方が好きな品物を選べる
カタログなども多いようです。

 

ただし、例えば目上の方に商品券を贈ったり、
年配の方に肌着を贈ることは失礼になること
もあります。

 

どんな品物を贈ればいいのか分からない場合は、
しっかりと売り場の店員さんに聞いてから見定
めることが重要です。

 

 

いかがでしたか?

お中元もお歳暮も「日頃の感謝を伝える為に
贈り物をする」
ということは同じです。

 

しかし、贈る時期の決まりやマナーなども
ありますので、それを理解した上で、失礼の
ないよう、感謝の気持ちが伝わるような
贈り物をしたいものですね!

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