2015年の夏至と冬至はいつ？日の出・日の入りの時間差は？

2015年の夏至と冬至はいつ？日の出・日の入りの時間差は？夏至と冬至は合わせて 至点と呼ばれ、
太陽の赤道面からの距離が最大となる
瞬間のことを指します。

 

太陽が至点に達する 夏至や 冬至は、
春分や秋分とともに、季節に大きく
関係しています。

 

いくつかの地域ではこの2つの日が、
それぞれの季節の始まりを表す日と
されています。

 

そこで今回は、2015年の夏至と冬至
に関する時間差にスポットを当てて
ご紹介したいと思います。

 

2015年の夏至、冬至はいつ？

2015年の夏至は6月22日の1時38分と
なっています。

一方、冬至は12月22日の13時48分と
なっています。

 

正確な時間はあまり気にしなくてもいい
と思いますが、この夏至の日が一番 昼が
長く、冬至の日が一番夜が長いと言われ
ています。

 

ちなみに、春分の日と秋分の日は、
昼と夜の長さが同じになる日と
されていますね。

 

実際にはどちらの日も昼のほうが
少し長くなっているそうですよ！

 

 

夏至と冬至の日の出、日の入りの時間差は？

夏至と冬至の日の出、日の入りの時間差は、
緯度が高いほど大きくなります。

 

日本だけでも、北海道と沖縄では
かなりの差があります。

 

北海道では、夏至の昼間が16時間41分ほど、
冬至の昼間が8時間45分ほどとなっており、
その差は 7時間56分にも及びます。

 

沖縄では、夏至の昼間が13時間48分ほど、
冬至の昼間が10時間31分ほどで、その差
は 3時間17分ほどとなります。

 

どちらの地域も、夏と冬というだけでも、
かなりの時間差がありますが、緯度の違い
でもその差は大きいですね。

 

では、2015年の東京の日の出、日の入り
時刻を見ていきましょう。

 

 

夏至の方が 2時間21分も早く日の出を迎え、
冬至の方が 2時間29分も早く日の入りと
なっています。

 

この差を合計すると4時間50分となり、
東京では、夏至の昼の方がこれだけ長い
ということになりますね。

 

実は、夏至の日の日の出が一番早く、
冬至の日の日の入りが一番早いという
わけではないんです。

 

日本で使われているのは 「平均太陽時」
というもので、実際の太陽の動きから
得られる時刻を平均化したものです。

 

ですから、実際には夏至と冬至の日から
少しずれた日になります。

 

 

北極圏では昼夜の長さに24時間差ができる？

北極圏とは、 北緯66度6分以北の地域で、
地球上で一番北にある場所です。

 

夏至の日には太陽が1日中沈まず、
冬至の日には太陽が1日中上りません。

そのため、北極圏では昼夜の長さに
24時間の差ができるんですね。

 

ちなみに、夏至の日は 「白夜」、
冬至の日は 「極夜」と呼ばれています。

白夜や極夜の時間は、こちらも緯度に
よって異なります。

 

白夜は北欧やグリーンランド、
アラスカなどで見られ、夜でも人が
出歩いているそうです。

 

極夜の時期には オーロラが最も綺麗に、
長く見られる時期と言われています。

 

 

いかがでしたか？

夏至と冬至の昼夜の長さは、日本では
数時間しかかわらないですが、もっと
北や南の地域に行くと、24時間も差が
出てくるんですね。

 

一度は白夜や極夜を体験してみるのも
良いのではないでしょうか。