毛ガニの食べ方・生は刺身で!ボイル冷凍ものは三杯酢で!
毛ガニ。
カニの中でも通が好むとされるタラバ、ズワイよりも小柄ながら、
味は天下一品とされています。
カニ味噌も好まれている理由の1つ。
海の幸というと、なんとなく冬が美味しいように
思われますが、毛ガニはほぼ一年中、北海道近辺の
海で捕獲、水揚げされています。
そこで今回は、毛ガニの美味しい食べ方をご紹介します!
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目次
毛ガニの食べ方・生はお刺身に!
毛ガニに限らず、カニを生で食べる機会は
なかなかないと思います。
北海道に住んでいるか、または旅行する際には
ぜひ 「生きたまま」の食べ方にもチャレンジして
いただきたいと思います。
もし一杯まるごとの生の毛ガニが手に入ったら、
足の部分の殻を剥いてからの調理法がおすすめです。
調理用のはさみを使って
毛ガニの足を胴体から切り離します。
カニのとげで手を怪我したりしないよう
慎重に作業を行います。
第二関節(胴体についていた部分の次の関節)の
少し上の部分に横にはさみを入れます。
この時、切り離してしまわないように
注意しましょう。
殻に 縦に切り込みを入れ、第二関節の上の
部分の殻を取り除きます。
すべての足の殻がむけたら、ボールに氷水を張り、
毛ガニの身の部分を5分から6分くらい浸けます。
花が咲いたようなチリチリの身になったら
お刺身の出来上がりです。
塩、わさび醤油などをつけていただきましょう!
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毛ガニの食べ方・ボイル冷凍ものは三杯酢!
ボイルした冷凍ものの毛ガニは
比較的手に入りやすいと思います。
解凍してそのままで、という食べ方が
最もポピュラーだと思いますが、
その時に欠かせないのが 三杯酢ですね。
カニ酢として売られている商品もありますが、
家庭で簡単に出来ますし、好みの味に
調整できるので作ってみて下さいね。
みりん、塩と醤油を少々が目安です。
調味料は順番に、よく混ぜて
味を確認しながら加えて下さい。
なお、 「浜茹で(塩茹で)」されている場合、
すでに身に塩味がついていますね。
その場合は、三杯酢は甘めにしたほうが
美味しいという人が多いです。
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毛ガニの食べ方・鍋や味噌汁に!
毛ガニは足だけではありません。
胴体の部分にも美味しい身が詰まっていますので
いろんな食べ方が楽しめます。
根気よく掻き出して食べるのもいいですが、
この部分を使って 味噌汁を作ったり、
鍋に入れたりすると、いい出汁が出て美味しいです。
味噌汁にする場合は、毛ガニの殻を鍋に入れ、
ひたひたの水と酒を適量加えて、水が半量になる
くらいまで煮詰めたら、味噌を溶き入れます。
独特のにおいが気になる人は、お好みで タマネギの
薄切りや三つ葉などを加えてもいいでしょう。
ちょっと贅沢ですが、カニ味噌を味噌汁に入れても
コクと風味で圧倒的な美味しさになります。
鍋の場合は、足の部分(刺身にした残りなど)や
ぶつ切りにした胴体の部分を具材として入れます。
その他、ちょっと大変ですが、頑張って掻き出した
毛ガニの身で作れるものを簡単に紹介します。
・カニチャーハン
みじん切りにしたタマネギとしいたけを
サラダ油で炒めます。
毛ガニのほぐし身とスクランブルにした卵を入れ、
ご飯を加えたら、焦がさないようにパラっと
するまで炒め、塩、醤油など好みの味を付けます。
・カニ雑炊
ほぐし身とみじん切りにしたタマネギ、
えのきだけ(他のきのこでも可)、ご飯を鍋に入れ、
ご飯の量に合わせて水を入れて煮込みます。
ご飯がやわらかくなったら塩、醤油で
味を調え、溶き卵を加えてさっと混ぜます。
・カニ入り茶碗蒸し
普通に茶碗蒸しを作り、片栗粉でつくった餡に
カニのほぐし身を入れたものを上からかけます。
毛ガニは、素材を活かしたそのままの食べ方も
おすすめですが、卵などとの相性もよく、
色んな料理に活かすこともできますね。
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