こむら返りの原因・睡眠中、妊娠中にも!病気の可能性も?
お年寄りによく起こる こむら返り。
普通は「足がつる」という表現をすることが多く、
ふくらはぎの筋肉や神経が異常な痙攣を
起こして、激しい痛みを伴う症状です。
睡眠中などに起きると寝起きも最悪ですし、
本当気分が悪くなってしまいますよね。
そこで今回は、こむら返りの様々な原因について紹介していきます。
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目次
睡眠中にこむら返りが起こる原因は?
寝ている時にこむら返り返りが起こる原因は
3つあると言われています。
「筋肉の疲労」「筋肉の冷え」「栄養不足」です。
しかも、ふくらはぎだけではなく、
指や首、肩にも起こる可能性があるんです。
筋肉疲労は、運動をしていなくても、
毎日の通勤での早歩きや自転車、
立ちっぱなしの仕事でも蓄積されて行きます。
疲れた筋肉はふつうは緩んでいくのですが、
過度な疲労だと異常収縮して痙攣してしまいます。
ですから、たまに運動した日は運動中より
その日の夜の睡眠中に起こる場合も多いのです。
くせになってしまうと頻繁に起こるように
なってしまうため、マッサージや温浴などで
こむら返りを予防することも大切です。
こむら返りの原因・妊娠中になぜ増える?
妊娠中に、こむら返りを経験したことが
ある人も多いかと思います。
妊娠中のこむら返りも3つ原因があるようです。
まずは妊娠中の 栄養不足。
これはお腹の中の赤ちゃんはお母さんの栄養を
もらって生きているので、本人が栄養不足に
なってしまうことが多いのです。
カルシウムやマグネシウムが特に不足してしまう
のですが、赤ちゃんのためにもサプリメントではなく、
食事で補うようにしましょう。
2つめの原因は、体重の増加によって
下半身に負担がかかってしまうことです。
ふくらはぎへの負担が一番大きいのですが、
下半身への負担はこむら返りを起こします。
激しい運動をした時に起こるのと
同じような理由で、痙攣が起こります。
3つめは 血行が悪くなることです。
お腹が大きくなると、鼠径部の血管が
圧迫されて、下半身の血行が悪くなります。
鼠径部とは、足の付け根のVラインのことで、
ここが圧迫されてしまうと、冷えも
起こりやすくなっています。
2つめと3つめの原因は、マッサージをすることで
解消できるので、毎日欠かさず行うと予防に繋がります。
こむら返りが起こるのは病気が原因かも?
肝機能の低下、特に 肝硬変の患者の場合、
なんと80%の人が寝ている間にこむら返りを
起こしているというデータがあるんです。
肝硬変によってタウリンの体内レベルが下がり、
それがこむら返りに関係していると言われています。
また、 閉塞性動脈硬化症によっても起こります。
この病気は下腹部の奥あたりで、両足に分かれる
太い血管が硬化してしまうもので、下肢への
血行が悪くなることで起こります。
足が冷たくなり、片足をよくつるようになります。
「1分歩いて3分休む散歩法」というものを
1日10回、週3回行うことで、8割以上の方に
新しい血管ができるといわれています。
足の血行を促進して、体温を温めると
ふくらはぎの痙攣も起こりにくくなります。
いかがでしたか?
成人では、3割の方が月に1回はこむら返りを
起こしているそうですが、頻繁に起こる人は
病院で診察を受けた方が良いかもしれません。
自分でマッサージをしたり、食事を見直す
ことでも改善されるので、一度生活習慣を
見直してみてはいかがでしょうか。
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