牡蠣の美味しい時期・広島産や北海道サロマ湖産はいつ?
牡蠣は、生でも、焼いても、フライでもおいしいですね。
でも、本当に美味しい旬の時期は
一体いつなのでしょうか?
今ではいつでも食べられるようになっているため、
旬の季節を知らない方も多いと思います。
そこで今回は、牡蠣の旬の時期をご紹介します。
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目次
全国的な牡蠣の美味しい時期
牡蠣は大きく分けると、
真牡蠣と 岩牡蠣の2種類に分けられます。
そして、旬の定義は、日本人の好きな
「太ったクリーミーな牡蠣」が食べられる時期のことを指します。
岩牡蠣の旬の時期は6月~8月となっています。
美味しい季節というのは 産卵期が影響しています。
牡蠣は産卵のために栄養を蓄え、
産卵のために栄養を使い切るということを繰り返します。
真牡蠣は9月までに産卵を終え、海水温が上がり始める
5月からの産卵期に向けて栄養を蓄えていきます。
そのため、10月から5月までは太り続け、
2、3月ごろがピークになります。
4月からは卵を持ち始めるので、気持ち悪がられ、
あまり出荷されなくなります。
しかし、とにかく太ったクリーミーな牡蠣が食べたいという方は、
5月の末まで待ってみるのもいいかもしれません。
ただし、卵が入っていたり、産卵が終わって
とても痩せていることもあるので注意しましょう。
広島、岡山日生、三陸沖など有名な産地がありますが、
北海道の一部を除くとほぼ同じシーズンということです。
岩牡蠣の産卵期も6月~8月となっていますが、
産卵量が少ない上に、何回かに分けて産卵するので
栄養を蓄えた時期が長く続きます。
つまり、6月~8月の産卵期が一番太っていて
クリーミーな牡蠣が食べられる時期になります。
北海道のサロマ湖の牡蠣は?
日本最北の牡蠣として有名な サロマ湖産は、
小粒ながらも濃厚な旨味が凝縮されていて、とても人気があります。
サロマ湖といえばホタテが人気ですが、
湖面が凍っている冬の間は、牡蠣を養殖しています。
厚岸湾は北海道でも低水温で知られていて、
夏でも水温が15℃ほどと低く、
冬には湖面が凍っているので氷点下になります。
牡蠣は水温が低いと成長が遅くなるので、
本州の水温が高い地域と比べるとゆっくりと育ちます。
さらに、プランクトンが豊富な海水と、
山や湿原の養分をたっぷり含んだ淡水が流れ込んで交じり合うので、
よりコクがあって旨味が凝縮した牡蠣に育つのです。
穴子の旬の時期!牡蠣の養殖が盛んなところに生息!
また、低温で成長が遅くなるという性質を生かして、
養殖の時期をコントロールされています。
1年中出荷できるようにしていますが、
一番美味しい時期は12月~2月と言われています。
いかがでしたか?
種類や産地によっても、旬の時期が多少異なりますが
やはり春が近づく寒い季節の真牡蠣は美味しいですね。
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