ゆず湯の効能とは?冬至にはお風呂でも飲んでも効果あり!
ぽかぽかと身体を温めて、寒さに負けないように過ごしたいですよね。
冬至の日に”ゆず湯に入れば風邪を引かない”と言われています。
そこで今回は、ゆず湯の効能についてお話します。
Sponsored Link
目次
柚子湯とは2つの物のことを言います。
1つは、柚子を浮かべた お風呂のことです。
もう1つは、柑橘類の果実である柚子を砂糖で煮て、
その香りのついた 砂糖湯を熱湯で薄めた飲み物のことです。
ゆず湯の効能・お風呂は?
日本では、江戸時代頃から
冬至に柚子を浮かべた湯舟に入浴する習慣があります。
本来は、運を呼びこむ前に体を清めて
厄払いするための禊(みそぎ)が由来です。
現代でも、新年や大切な儀式に際して
入浴する風習が残っています。
毎日入浴する習慣がなかった昔からの、
”一陽来復”にそなえて身を清めていた習慣の名残です。
昔から、強い香りがする植物で邪気をはらう風習がありますが、
冬が旬のゆずは香りも強く、邪気ばらいに最適というわけです。
また、ゆず湯には、ゆずは”融通”が効く、
冬至には”湯治”という語呂合せもあります。
ゆず湯には、血液の流れを良くする 血行促進効果があり、
風邪の予防だけではなく、冷え性や神経痛、腰痛などを
和らげる効能があると言われています。
普通のお湯と、ゆず湯に入浴後の血管収縮の差を比べると、
4倍の差が出たという結果が報告されているのです。
そして、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによって、
ひびやあかぎれを改善したり、皮の芳香油が湯冷めを防ぐとも言われています。
柚子湯の作り方は、柚子の果実を5 、6個輪切りにしてお風呂に浮かべます。
皮膚が弱い人は、輪切りにした柚子の果実を
熱湯で2、30分蒸らした後、布袋に入れて湯に浮かべると良いですよ。
飲むゆず湯の作り方と効能
ゆず湯には疲労回復、抗癌効果、毛細血管の保護、
消化の促進と新陳代謝を円滑にするなどの多くの効能があります。
驚くことに、ゆずにはレモンの3倍ものビタミンCが含まれています。
ゆずの皮を薄切りにし、その皮を蜂蜜などに漬けこみ、
ジャム状にしたものをお湯に溶かして飲みます。
ゆず湯には、ビタミンC以外にもミネラル等の
たくさんの栄養素が含まれています。
しかも、お湯に溶かすだけで飲めるので
お手軽で更に嬉しいですよね。
一般的なゆず湯の作り方としては、
ゆずと 氷砂糖の2つを使います。
ゆずを水洗いして、へたを取り除いた後、縦に切りましょう。
そして、種を取り除いた後、短冊切りにします。
ジャムの容器のように口の広い瓶に、
ゆずと氷砂糖を交互に入れていき、
入れ終わったら、ふたをしっかり締めます。
出来上がりの目安は大体2週間くらいですが、
その間に砂糖が溶けるまで定期的に振るようにして下さい。
氷砂糖が全部溶けきれば完成で、
梅シロップなどの作り方とほぼ同じです。
完成した後は、別の容器に移し替えて
冷蔵庫で保存して下さい。
カビが気になるようであれば、
一旦ひと煮させてから移し替えると良いですね。
冬至だけでなく、寒い季節に習慣にすると
風邪をひかないようになるかもしれませんね。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。