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妊婦が柿を食べると冷え性や流産の原因に?1日の許容摂取量は?

柿 妊婦

妊婦が柿を食べると冷え性や流産の原因に?1日の許容摂取量は?秋の味覚のひとつに が挙げられますが、
甘く熟してくるととても美味しいですね。

 

スーパーなどに並び始めると、
つい手を伸ばしたくなります。

 

ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれ、
美容効果も高いです。

 

しかし、昔ながらの通説として、
「妊婦は柿を食べないほうが良い」
といった話をよく耳にします。

 

ただの俗説に過ぎないのか、医学的な
考えによる信憑性の高い情報なのか、
少し気になりますね。

 

そこで今回は、妊婦さんと柿の関係
ついてご紹介したいと思います。

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目次

妊婦さんが柿を食べると冷え性や流産の原因になる?

妊娠すると 「体を冷やさないように」
よくいわれますね。

 

柿には熱を吸収する作用があり、食べると
体を冷やす働きがあるのです。

 

もちろん風邪で熱がある時などは、
とても嬉しい効能といえます。

 

しかし、それが妊婦さんは柿を食べない
ほうが良いとされる一番の原因でしょう。

 

妊娠中に限らずですが、体の冷え
体調不良に繋がることが多いです。

 

妊婦さんの場合だと、体を冷やすことに
よって、下記の不具合が生じるとも懸念
されているようです。

 

・冷え性になる、または悪化する
・つわりがひどくなる
・むくみやすくなる
・お腹が張りやすくなる
・逆子になる
・貧血になりやすい
・ひどい場合には早流産の原因になる

 

ただし、これらの悪影響はいくつかの
原因が重なって起こる背景があり、体の
冷えだけが問題ではないようです。

 

もちろん、柿を少し多めに食べたからと
いって、即 流産の原因になるものでも
ありません。

 

むくみ1つとっても、柿には利尿作用
あるため、通常であれば改善されるべき
症状ですからね。

 

一方で、体温が上がることで、 血液循環
が良くなり、様々な症状の緩和に繋がる
ことは周知の事実です。

 

また、柿に含まれるタンニンは鉄分の吸収
を阻害してしまうため、貧血気味の妊婦さん
は控えめにした方が良いでしょう。

 

さらに、タンニンの過剰摂取で便秘になる
という報告もあり、食べ過ぎだけには注意
する必要があります。

 

では逆に、柿が妊婦さんにもたらす効果
も見ていきましょう。
 
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妊婦さんが柿を食べると免疫力アップ!

柿の栄養面での特徴というと ビタミン、
ミネラル類
が豊富なことです。

 

ビタミンC、カリウム、カルシウムの他、
タンニンも多く含まれています。

 

ビタミンCといえば、 免疫力アップには
欠かせない成分で、特に冬の時期の風邪
対策として効果的です。

 

カリウムは利尿作用を高め、むくみを
改善したり、余計なナトリウム(塩分)
を体外に排出する働きがあります。

 

カルシウムは特に胎児への供給に必要
となるため、こちらも欠かせません。

 

タンニンは抗酸化作用解毒作用なども
期待できるため、ストレスや細菌などに
も強くなります。

 

その他、 柿の葉にもビタミンCがレモン
の20倍近くも含まれており、免疫力を
高める意味でも、柿の葉茶は有効ですね。

 

こうして見ると、妊婦さんにとっても
嬉しい効能も多いですね。
 
妊娠糖尿病と胎児の先天奇形!
 

 

妊婦さんが1日に食べる柿の許容摂取量は?

柿に限ったことではありませんが、果物
は栄養面で優れてはいても、 果糖が多く
含まれています。

 

特に妊娠初期に多いとされる妊娠糖尿病
を警戒しなければいけません。

 

干し柿などにすると、糖分もぐっとアップ
しますので、食べ過ぎには要注意です。

 

ケーキなどと比べると、ヘルシーな印象を
受けますが、果糖も体重増加の原因として
知られていますね。

 

柿は可食部分100gのカロリーが60kcalです。

中くらいの柿1個が大体150gくらいですので、
1日1個程度であれば90kcal程で抑えられる
ため、問題はなさそうです。

 

どんな食べ物でも、過剰摂取すると思わぬ
副作用を示すことがあるため、バランス
を重視して摂取することが大切です。

 

「柿が赤くなると医者は青くなる」
という言葉があるように、柿は健康面で
優れた効能を発揮しています。

 

その効能は妊婦さんにとっても嬉しいもの
なので、貧血や冷え性などに悩んでいない
限りは、適量を摂取すると良いですね。

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