オットセイ・アシカ・アザラシの違い!見た目や大きさは?
オットセイ
アシカ、アザラシ。
見た目が良く似ているのでその違いが
分かりにくいですよね。
よく観察してみると、歩き方や体毛、
体の大きさなどに相違点があります。
また、海中で泳ぐ姿も随分異なる点が
あるかもしれませんね。
そこで今回は、オットセイ、アシカ、
アザラシの違いをご紹介します!
Sponsored Link
目次
オットセイ・アシカ・アザラシの違いとは?
・オットセイとは?
オットセイは、 鰭脚類(ききゃくるい)
アシカ科の哺乳類です。
鰭脚類の中にはアシカ科、セイウチ科、
アザラシ科の3科が存在します。
つまり、アシカとオットセイは同じ科に
属する哺乳類になります。
オットセイは大きく2種に分けられ・・・
・ミナミオットセイ属:アフリカやオーストラリアに分布。
が生息しています。
なかでも代表種はキタオットセイとされ、
オスは約250~300kg、メスは約50kg程と
されています。
アシカと比べるとオットセイの方が小型
という違いがあります。
また、逆にオットセイの方が 耳介が大きい
ことも特徴の1つです。
陸上では後肢を前に折り曲げて歩く器用さ
を持ち、水中では前肢を広げて泳ぎます。
全身は硬い毛で覆われていますが、その下
には軟らかい綿毛が生えています。
・アシカとは?
アシカ科の哺乳類で、かつては・・・
・ニホンアシカ
・ガラパゴスアシカ
の主に3種が生息していました。
というのも、ニホンアシカは絶滅したと
いわれているからです。
今では、カリフォルニアアシカのことを
指すのが一般的となっています。
水族館ではアシカショーに登場すること
も多いですが、実際には同じアシカ科で
オタリアという違う哺乳類も登場します。
オットセイとの違いは耳介が小さい点
と前述しましたが、遠目からは目立つ
こともありません。
体重はオスが約400kg、メスが約110kg
と、一回り大きいですね。
胸筋と前肢がともに発達していて、水中
では前肢を 翼のようにして泳ぎます。
陸上で歩くときは、オットセイと同様に
後肢を折り曲げながら歩きます。
基本的な器用さには異なる点はないよう
です。
Sponsored Link
・アザラシとは?
アザラシは、鰭脚類 アザラシ科の
哺乳類とされています。
北極圏から南極圏まで、広域に渡り生息
しています。
体重50kgの小型の種から、体重4tにも
なる大型の種まで様々です。
日本近海に生息しているのは・・・
・ワモンアザラシ
・ゼニガタアザラシ
・クラカケアザラシ
・アゴヒゲアザラシ
の5種です。
オットセイやアシカとは違って耳介がなく、
目の後ろに耳の孔が小さく開いているだけ
です。
四肢には五本指があり、指の間には水かき
がついています。
前者二種との大きな違いとして前肢の発達
が少なく、小さく感じます。
後肢も曲げることができません。
陸上では腹ばいになるか転がるようにして
動き、水の中では後肢を振って泳ぎます。
水族館に行く機会があれば、動きや外観の
違いをよく見比べてみてくださいね。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。