耳の裏のしこり!痛くないのは粉瘤やガン?押すと痛いのは?
しこりが
できていると不安になりますよね。
このしこりは、痛くなければ放置している
人が多いとされています。
ただ、何気に触れてしまい、思い出した
ように気になったりもするものです。
将来的にガン化する恐れなども考慮して、
その正体を知っておきましょう。
そこで今回は、耳の裏のしこりについて、
痛い場合と痛くない場合の危険性などを
ご紹介します。
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目次
耳の裏のしこり・痛くないのは粉瘤?ガンの可能性は?
耳の裏のコリコリとしたしこりの原因で、
まず挙げられるのが「 粉瘤(ふんりゅう)」
です。
これは「アテローム」とも呼ばれ、良性の
腫瘍を意味します。
古い角質が垢として剥がれ落ちず、皮下組織
の袋に溜まってしまった状態です。
特に害を及ぼすものではありません。
皮膚科に行って飲み薬や塗り薬で治ることが
ほとんどですが、 再発する人もいます。
とはいえ、一切痛くないという場合は、ガン
という可能性もなくはありません。
また、将来的にガンに移行しないかという点
については、断言することはできません。
粉瘤だから大丈夫と自己判断せずに、一度
病院を受診したほうが良いでしょう。
ピアスの穴を開けている人は、肉芽という
可能性もあります。
通常、体内に異物が侵入すると、免疫反応を
起こして排除しようとします。
しかし、金属製のピアスは排除できないので、
異物を 隔離するために肉芽というしこりを作
ってしまいます。
樹脂製のピアスに替えると改善される場合が
あるため、ぜひ試してみて下さい。
また、ピアスの穴が歪んでいる場合も、肉芽
ができやすくなります。
その場合、一度塞いでしまう手もありますが、
使用期間や穴の大きさによって塞がり具合も
変わってきます。
耳の裏のしこり・押すと痛い原因は?皮膚科に行くべき?
しこりを押すと痛い場合の方が、心配される
人が多いようです。
ですが、炎症などで 痛みがある時こそ、特に
大きな問題はないことが多いです。
恐らく、粉瘤などが炎症を起こしている可能性
が高いといえます。
ただし、正常な反応といえど、炎症や化膿を
放置しておくこともできませんので、 皮膚科
を受診して下さい。
悪性腫瘍の場合、かなりの大きさになるまで
周囲の神経を圧迫することがありませんので
痛みがないことの方が多いです。
粉瘤自体もかなりの大きさですが、炎症など
がなければ痛みを感じないくらいですからね。
触るとコリコリして常に気になるという場合、
一度受診して調べてもらうと安心ですね。
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耳の裏のしこり・乳児や子供にも多い?
乳児の場合はまだ少ないですが、 2~3歳頃に
なると、耳の裏にしこりができやすいです。
特にウイルスや細菌が入ると、リンパの働き
が活発になり腫れることも多いです。
子供は怪我や病気をすることも多く、顔の傷
や風疹などが原因で、リンパ節が腫れやすく
なります。
不用意に触ると、しこりが大きくなることも
ありますので、注意してあげて下さい。
また、子供の頃からコロコロとしたしこりが
できて、大人になるまで一切変化しないこと
も多いです。
脂肪などが皮下組織に塊を作るようですが、
大きな問題に移行することは少ないです。
ただし、最も心配なのは、痛みもないのに
どんどん 肥大してくる場合なので、たまに
チェックすることは大切ですね。
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