新生児の目やにの原因!黄色や緑色は病気?目薬や取り方は?

赤ちゃんは、大人に比べると 目やにが
多いという特徴があります。
じつは、目が覚めても目が開かなくなると
いうことも珍しくありません。
ただ、あまりにも量が多い、色がおかしい
となると、病気のサインかもしれません。
手で目を掻いてしまうと目のトラブルも多い
ですが、新生児の場合は特に心配ですね。
そこで今回は、新生児の目やにが多い原因や
病気の可能性、対処法などをご紹介します。
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目次
新生児の目やにがひどい原因・片目に多いのは?
目やには、涙として出る分泌物に、 老廃物
や 埃などが混ざってできています。
日中は瞬きによって、涙と一緒に流れます。
ただし、寝ている時には瞬きが少ないため
乾燥しやすく、朝の寝起きに目やにが大量
に溜まることがあります。
これは新生児でも、大人の場合でも到って
自然なことです。
新生児の場合、代謝が活発なため老廃物も
溜まりやすく、寝ている時間が多いことも
影響しているようです。
埃などが原因の場合は、 片目しか出ないこと
もあります。
とはいえ、いつも片方の決まった目だけに
目やにが多いという時は、何か特別な原因
があることが考えられます。
ひとつは、 「逆さまつ毛」です。
まつ毛が眼球に当たり、刺激となって目やに
の量が増えてしまうケースです。
「先天性鼻涙管閉塞」という病気の可能性も
否定できません。
これは、何らかの理由で鼻涙管が開通しない
まま、赤ちゃんが生まれてきてしまうことで
起こります。
10人に1人くらいの割合で起こるため、珍しい
病気ではありません。
どちらのケースでも、眼科医に相談して適切
な処置を受けることが大切です。
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新生児の目やにの原因・黄色や緑色は病気のサイン?
通常は白っぽい目やにですが、黄色や緑色に
なると、 炎症や 膿などが原因という可能性も
あります。
つまり、新生児が何らかの病気を発症して
いる可能性があります。
目と鼻は繋がっているため、風邪などで鼻水
の量が増えると、目に逆流して目やにになる
ことがあります。
咳や鼻水といった兆候とともに、目やにの量
が増えた時は、風邪が原因かもしれません。
また、 結膜炎などの目のトラブルが起こって
いることもあります。
風邪を引き起こす細菌の他、空気中の埃や
雑菌が目に入って起こる目の病気です。
新生児の場合、花粉やハウスダストなどの
アレルギーは少ないかと思われます。
前述した、逆さまつ毛や鼻涙管閉塞などの
場合も、黄色や緑色の目やにになることが
多いとされています。
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新生児の目やに・目薬を差しても良いの?取り方は?
目やにが出ている時は、ぬるま湯で濡らした
ガーゼなどで優しく拭き取りましょう。
また、室内の掃除や空気の清浄を行い、清潔
にすることで、目やにが増えるのを抑制する
ことができます。
赤ちゃんが自分の手で目を触ってしまうこと
が多いようであれば、ミトンをはめたり、
手をなるべく清潔に保ってあげましょう。
なかなか良くならない場合には眼科に罹って
必要に応じて目薬を差す必要もあります。
市販の抗菌点眼液のようなものは、素人判断
で使用しないで下さい。
生まれたばかりの新生児の場合、小さな体調
の変化にも気付けるよう、普段からよく観察
してあげましょう。
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