葉牡丹の名前の由来と花言葉!英語では?お正月に飾られる理由!
葉牡丹。
冬のガーデニングとして欠かせない
寒い時期でも、公園や自宅の庭を
カラフルに彩ってくれます。
お正月に飾られることも多いですね。
手入れも面倒ではなく、春まで楽しむことが
できるので、多くの人に愛されています。
花はあまり見ることはありませんが、
花言葉もちゃんとあります。
そこで今回は、葉牡丹の名前の由来や
英語名、花言葉などをご紹介します。
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目次
葉牡丹の名前の由来!英語名は?
葉牡丹の名前の由来は、その葉が 牡丹の花
に似ていることによるものです。
牡丹の花のような、またキャベツのような
葉が、大きく巻いているのが特徴的ですね。
英語名はいくつかありますが・・・
・「Ornamental kale(観賞用のケール)」
・「Ornamental cabbage(観賞用のキャベツ)」
などがあります。
ケールとは、キャベツの原種・ヤセイカンラン
に近い植物とされ、青汁の原料として有名です。
つまり、それらとは全く異なる植物ですが、
見た目が似ているというだけで、葉牡丹と
いう名前になりました。
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葉牡丹の花言葉と由来!お正月に飾られる理由は?
葉牡丹の 花言葉は・・・
となっています。
「祝福」は、葉の色が紅白でおめでたいと
され、お正月に飾られることに由来します。
「利益」は、中国三国時代の政治家であり、
軍人でもあった、あの 「諸葛孔明」の
故事から来ています。
行く先々の戦場でキャベツを栽培し、兵士
たちの食料にしていたといわれています。
利益については、葉牡丹そのものではなく、
キャベツからついた花言葉ですね。
葉牡丹がお正月に飾られる一番の理由は、
縁起が良いとされる「牡丹」と、見た目
や見頃になる時期が似ているからです。
昔はお正月に牡丹が飾られていましたが、
葉牡丹のほうが丈夫で安く手に入るため
人気が高まったようです。
千両や万両、シンビジウムなどと一緒に
鉢植えにして玄関先や室内に飾られます。
いずれにしても、 縁起物としての需要が
高まっていたったようです。
牡丹の名前の由来と花言葉!
葉牡丹の特徴
葉牡丹は アブラナ科アブラナ属の多年草。
この点は、キャベツやケールと同じですが、
あくまで観賞用の園芸植物です。
耐寒性に優れていて、冬の公園や庭などに
植えられます。
暖か過ぎると葉が色付かず、寒過ぎると
屋外で冬を越すことはできません。
葉に葉緑体以外の色素を持たない品種と、
赤キャベツ同様の色素を持つ品種などに
分けられます。
一定以下の低温にさらされてから出葉する
ことで、葉緑体が抜け、白やクリーム色、
紫、赤などに色付きます。
主に、観賞用の葉として栽培されますが、
4~5月には 黄色い花を開花させます。
花は観賞の対象とされず、茎が伸びる前に
処分されてしまうケースが多いです。
最近では、葉の形が崩れてからも栽培する
人が増えてきているようです。
大輪の花を咲かせる牡丹も人気がありますが、
安価で綺麗な葉を見ることができる葉牡丹も
魅力的ですね。
栽培して楽しむのも良いでしょう。
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