エリカの名前の由来と花言葉!英語では?700種類を超える花!
可愛らしい エリカ。
日本では馴染みが薄いですが、種類も色も
豊富で、1年を通して楽しめる花です。
花言葉もたくさんあるため、プレゼント
にも適しているようです。
北海道ではよく見られる花でもあるため、
込められた意味を知っておきたいですね。
そこで今回は、エリカの名前の由来や
花言葉についてご紹介します。
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目次
エリカの名前の由来とは?
エリカとは、 「ツツジ科エリカ属」という
属名に当たります。
1本1本の細い枝が繊細で、裂けるように
折れ曲がることに由来し・・・
ギリシア語の 「ereike(エレイケー)」
が語源となっているといわれています。
この「ereike」という言葉には「砕く」
という意味があります。
胆石を砕く効果があることから、昔は薬
としても使われていました。
また、エリカとは 「箒(ほうき)」を意味
するラテン語の「eric(エリック)」が
語源となっているという説もあります。
以前はエリカ属であったカルーナの枝で
箒を作ったことに由来します。
ヨーロッパにおいては 荒野に広く自生する
こともあり・・・
イギリスでは荒野を表す「Heath(ヒース)」、
ドイツでは同じ意味で「Heide(ハイデ)」
とも呼ばれています。
エリカの花言葉と由来!英語では?
エリカの 花言葉は・・・
「博愛」「幸運」「裏切り」「良い言葉」
「幸福な愛」「寂しさ」
など、たくさんあります。
植物学上、多くの品種が存在するため、
そのメッセージ性も様々です。
「孤独」「寂しさ」は、英名の「Heath」
に由来しています。
農耕に向かないような痩せこけた荒地に咲く
姿から、その意味を持たせたようです。
「幸福な愛」「幸福」は、白いエリカの
花言葉です。
これは、白いエリカを見つけて想い人に贈る
ことで幸せになれるという、ヨーロッパの
言い伝えから来ています。
また、 西洋(英語)での花言葉は・・・
「solitude(孤独)」
となっています。
イギリスやドイツでの呼び名が、そのまま
メッセージ性のある言葉として使われて
います。
エリカの特徴は?
エリカは、ツツジ科の植物になりますが、
700種類以上の野生種が存在します。
その多くは 南アフリカが原産です。
日本には、大正時代に多くの品種が入り
ましたが、園芸品種として定着したのは
ジャノメエリカなどの数種類です。
ジャノメエリカは、花の口元からおしべの
黒い葯がのぞいていて、それが蛇の目模様
に見えるという特徴があります。
有名な スズランエリカの場合は、スズラン
の花に似ていることから、その名前がつけ
られたとされています。
多くの種類は、高さ20~150cmほどの低木
ですが、稀に6m以上になる種類もあります。
高温多湿が苦手なので、日本では庭木として
あまり栽培されませんが、逆に耐寒性は強い
ので、北海道ではよく見られます。
札幌市にある百合が原公園には、ヒーズ・
ガーデンが設けられています。
種類によって開花時期が異なるので、様々な
エリカが1年を通して、ほぼ途切れることなく
楽しませてくれます。
あまり知らない花でも、花言葉を知るだけで
見たり買ったりするのも楽しくなりますね。
プレゼントにするにも最低限の知識だけは
身に付けておきたいですね。
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