紫蘭の名前の由来と花言葉!準絶滅危惧種に指定されている花!
紫蘭という花をご存じでしょうか。
暑さ寒さに強く、たくましい植物ですが、
メッセージ性の強い花言葉を持っています。
1つ1つの花に込められた言葉を知ると、
花に対する見方も変わるような気がします。
大切な誰かにプレゼントする際は、
その想いを込めて贈るのも良いですね。
そこで今回は、紫蘭の名前の由来や
花言葉、花の特徴などをご紹介します。
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目次
紫蘭の名前の由来は?
名前の由来は文字通り、 紫の花を咲かせる
蘭ということから来ています。
ただし、紫蘭(シラン)といっても、花の色
は紫だけでなく、ピンクや白などもあります。
そして、それぞれに下記の別名があります。
・紅蘭(コウラン、ベニラン)
・白笈(ハクキュウ、ビャクキュウ)
学名は【Bletilla striata】といいます。
「Bletilla」というのは、スペインの
薬剤師さんの名前に由来しているようです。
英語名は【urn orchid】です。
紫蘭の花言葉と由来!
紫蘭の 花言葉は、下記の通りです。
・「あなたを忘れない」
・「お互い忘れないように」
・「変わらぬ愛」
・「薄れゆく愛」
・「美しい姿」
・「不吉な予感」
「変わらぬ愛」と「薄れゆく愛」という
正反対な言葉があるのが面白いですね。
一見、ポジティブな花言葉が多いようにも
思えますが、なんとなく別れの予感を感じ
させるものがあります。
「不吉な予感」が特に気になりますね。
いろんな意味がありますので、プレゼント
する際は、自分が贈りたい 想いを込める
のが一番ですね。
「美しい姿」というのは、紫蘭のうつ向き
加減の涼やかなたたずまいに由来しています。
紫蘭は蘭の中でも背が高く、独特なたたずまい
をしていますからね。
「薄れゆく愛」も見た目から来ており、花や
葉の線が細いので「薄幸」というイメージが
付いたようです。
「あなたを忘れない」「お互い忘れないように」
などは、一途な想いを感じさせますが、もう
二度と会えないような 淋しい言葉に思えます。
紫蘭の特徴
紫蘭は ラン科シラン属の宿根草で、日本に
自生している蘭です。
原産は、日本、中国、台湾とされています。
草丈は30~50cmほどで、蘭の中でも背の高
い品種です。
蘭の種類の中でもとても丈夫で、暑さや寒さ
にも強い植物です。
凍ってしまわなければ屋外でも冬を越せる
ため、比較的育てやすいですね。
湿った場所を好むので、冬以外は土をしっかり
濡らすことが大切です。
日光は当たるほうが良いですが、 半日蔭でも
十分育つ力を持っています。
放っておいても自然に増えていくため、古く
から庭などに植えられていました。
鑑賞用として人気の高い花ですが、野生種は
「準絶滅危惧種」とされています。
現在自生しているのは、栽培種の種が 飛散
して育ったものと考えられているようです。
5~6月に綺麗な花を咲かせます。
もし見かける機会があれば、花言葉を思い
出して下さいね。
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