禁煙外来の費用!初診と保険適用は?薬やパッチの効果も!

CMをよく見かけるようになりました。
禁煙外来に通いながら、タバコをやめよう
という人も増えてきているようです。
自力でニコチン依存を解消するのも難しい
ため、医師の力を借りるのも賢い選択です。
ただ、どれほどの費用がかかり、保険適用
となるかなど、気になることも多いですね。
そこで今回は、禁煙外来の費用や効果に
ついてご紹介します。
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目次
禁煙外来の費用・初診はいくら?保険適用は?
禁煙外来の初診費用は病院にもよりますが、
7,000~8,000円程度かかってしまいます。
保険が適用になった場合は2,500円前後です。
8~12週間治療を受けた場合、保険適用なら
13,000~20,000円の自己負担額になります。
しかし、保険はすべての人が適用になる訳
ではありません。
過去に禁煙治療を受けて、初回の診察日から
1年以上経過している場合は適用されます。
再喫煙してしまったという場合でも、再挑戦
しようという意思があれば、OKとなります。
また、下記の条件をすべて満たした場合です。
・ニコチン依存症を診断するテストが5点以上。(10点満点中)
・1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上。
・1か月以内に禁煙を始めたいという意思がある。
・禁煙治療を受けることに同意した文書を書いている。
つまり、タバコをやめたいと思いながらも、
なかなかやめられないニコチン依存症の人のみ、
保険が適用になるという訳なのです。
完全にやめてしまえば、 タバコ代もかから
なくなりますので、比較的安価ですよね。
禁煙外来の薬やパッチの効果は?
禁煙外来では、 チャンピックスという飲み薬
が処方されます。
タバコを吸うと、ニコチン受容体がニコチン
と結合し、神経伝達物質であるドーパミンを
放出させます。
ドーパミンは 「快感」を司る物質であるため、
これが切れることで、吸わないとイライラ
してきます。
チャンピックスはニコチン受容体と結合し、
ニコチンの場合よりも少量のドーパミンを
放出させます。
そのため、ニコチン切れのイライラを軽減
させる効果があり、禁煙の成功を促します。
チャンピックスの量は治療の経過とともに
変わってきますので、 医師の指示に従って
服用することになります。
容量・用法を守らず、自己判断で服用する
ことがあれば、失敗の元となります。
その他、 ニコチンパッチという貼り薬を
使用することもあります。
自力で禁煙を試みる場合と比較すると・・・
・チャンピックス=約3倍アップ
・ニコチンパッチ=約2倍アップ
とかなり効果が期待できます。
タバコで血液ドロドロ・循環が悪くなることも!
禁煙外来での治療期間はどのくらい?
保険を使用した禁煙治療は、12週間で5回の
治療と決まっています。
初診に始まり、2週間後、4週間後、8週間後、
12週間後、と続きます。
毎回、禁煙補助剤を処方されたり、医師に
よるアドバイスを受けたりすることができ
ます。
12週まで治療を受けた人のうち、約半数は
その後も禁煙に成功しているようです。
初診でやめてしまった場合は6.5%しか
禁煙に成功していません。
本当にやめたいという断固たる意思があれば、
続けて通うことに意味があると考えられます。
12週間で禁煙できなかった場合、その後も
治療を続けられますが、 自費診療となります。
それでも、せっかく始めた治療を途中で断念
するよりはマシだと考えられます。
この辺りについては、本人の意思次第です。
もし1年以上経過している場合も、保険適用
となりますので、再チャレンジしてみては
いかがでしょうか。
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