ピロリ菌を除菌できるヨーグルト！食べる量やタイミングはいつ？

ピロリ菌を除菌できるヨーグルト！食べる量やタイミングはいつ？ ヨーグルトはお腹に良いというイメージを
持っている方は多いのではないでしょうか。

 

実際、善玉菌を増やして腸内環境を整える
といった効果は、折り紙付きですよね。

 

現在では、胃に潜伏するピロリ菌を除菌する
ヨーグルトも販売されているようです。

 

もともと乳酸菌は胃酸に弱いとされており、
生きて腸まで届けるのが難しいのですが…。

 

各メーカーが、どんな成分を含んだ商品を
開発しているのか、気になりますね。

 

そこで今回は、ピロリ菌を除菌する効果を
持つヨーグルトの種類、食べるタイミング、
その量などについてご紹介します。

 

ヨーグルトでピロリ菌の除菌ができるの？

実は、普通のヨーグルトを食べても、胃に
棲み付くピロリ菌の除菌はできません。

 

ヨーグルトには乳酸菌が含まれていますが、
その中でも 特殊な力を持つものだけが効力
を発揮します。

 

乳酸菌と一口にいっても、ビフィズス菌を
はじめ、サーモフィラス菌、ブルガリア菌、
アシドフィラス菌など様々です。

 

しかも、さらに細かく「乳酸菌シロタ株」
「ビフィズス菌SP株」「ガセリ菌SP株」
といった具合に分類されています。

 

胃酸に弱いものもあれば、比較的強くて
生きて腸まで届きやすいものもあります。

 

腸内に留まっていられる期間にも、当然
差があります。

 

加えて、人の腸内環境も千差万別なので、
自分に最も適したヨーグルトを探すのは
至難の業といえます。

 

場合によっては、便秘解消の効果などが
期待できないこともあるのです。

 

ピロリ菌を除菌する特殊な乳酸菌を含む
ヨーグルトが、 万人に通じるものなら
嬉しいですね。
 
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ピロリ菌の除菌に効果のあるヨーグルトの種類は？

ピロリ菌の除菌に効果があると認められ
ているのは 「LG21乳酸菌」です。

 

LG21乳酸菌が含まれているヨーグルトは
意外と少なく、1商品しかありません。

 

「明治プロビオヨーグルトLG21」
というものだけです。

 

この商品は、ピロリ菌の活動を抑制する
働きが立証されています。

 

胃粘液への接着性、ピロリ菌よりも胃酸
に強いという点が、主な特徴です。

 

明治プロビオヨーグルトLG21は、全部で
8種類あり、レギュラータイプ、低脂肪、
砂糖0、ドリンクタイプなどもあります。

 

自分の好みやライフスタイルに合わせて
選べる点も嬉しいですね。

 

ヤクルトの 「BF-1」というヨーグルト風味
のドリンクも、ピロリ菌の除菌をアシスト
する効果があります。

 

もちろん、直接除菌することはできませんが、
胃粘液を保護し、ピロリ菌の活性抑制効果が
期待できます。

 

弱った胃を回復させるために飲むのも
おすすめの逸品です。

 

また、乳酸菌シロタ株により善玉菌を増やし、
腸内環境を整える働きもあります。

 

森永の 「ラクトフェリンヨーグルト」も、
ピロリ菌の数値を下げるといわれています。

 

日本人は胃ガン患者が多いとともに、将来的
には大腸ガンが罹患率1位になるといわれて
いるため、上手に利用したいですね。
 
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ヨーグルトを食べるタイミングや量・いつ食べるのが正解？

ヨーグルトでピロリ菌を除菌するためには、
1日2回、90gを食べる必要があります。

 

これは、研究により立証されています。

 

食べるタイミングは、 食後が一番良いと
されています。

 

食前に食べてしまうと、胃酸が強いため
乳酸菌が死滅してしまいます。

 

特に毎日朝食後に食べると、 便秘の解消
にも大きな効果が期待できます。

 

また、夜に食べると、リラックス効果や、
骨の形成促進の他、二日酔いの予防など
にも有効とされています。

 

朝と夜の2回食べると、健康維持にも最適
ですが、お酒を飲んだ日の夜に食べるのも
良さそうですね。

 

いずれにしても、乳酸菌を腸に長く留めて
おくことは難しいとされていますので、
毎日食べるのが理想ですね。