くるぶしの腫れ・外側がぷよぷよして痛くない!ガングリオンも!
見てみると、 くるぶしが腫れている…。
意外と多くの人が経験している症状とされ、
特に外側に多いといわれています。
しかも、大きく腫れているのに、ほとんど
痛くないという場合もあります。
とくに足首周辺を傷めるような出来事もなく、
知らない内にぷよぷよ膨らんでいることも
珍しくありません。
そこで今回は、痛みのないくるぶしの腫れ
の原因や対策についてご紹介します。
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目次
くるぶしの腫れ・外側がぷよぷよして痛くないのは?
くるぶしが腫れていて、ぷよぷよしている
原因は、 滑液包の炎症だと考えられます。
滑液包とは、関節などの骨と皮膚の間にある
平らな袋のことで、その中に滑液という液体
が入っています。
くるぶしに圧がかかると炎症を起こし、液が
漏れて膨らんでくることがあります。
日本人には O脚や X脚の人が多く、足首の辺り
に負担がかかっている人が多いです。
正座や特にあぐらをかいて座る人は、座布団
を敷くなどして、日常生活での見直しも必要
です。
あぐらをかいて床に座り、ゲームを長時間行う
といった人は、片方の足の外側のくるぶしに
ずっと圧力がかかっているため要注意です。
また、単なる 摩擦によってもくるぶしが大きく
腫れ、ぷよぷよと膨らんでくることもあります。
室内ではカーペットを敷くなどの対策も必要
ですが、摩擦によるものは原因を解消すれば、
自然に腫れも引いていきます。
放置しておくと、魚の目状のものができて、
痛みを伴うようになるため、注意して下さい。
他にも、 靴が合っていないことも十分考えら
れることで、知らない内にくるぶしに腫れを
作ることもあります。
特に女性はヒールのある靴を履くと、体重を
かける位置がズレて、バランスが悪い状態が
続きます。
外反母趾やかかとの痛みなど、様々な部分に
弊害が現れてきますし、足首にも相当な負担
がかかります。
くるぶしだけでなく、骨の出っ張りのある部分
なら、どこにでも腫れを作る可能性があるため、
併せて注意が必要です。
ただし、痛くないからといって、必ずしも
滑液包炎とも限りません。
リウマチや細菌感染の場合もあるため、あまり
にも長く続くときは、医師に相談して下さい。
くるぶしの痛みが強い原因とは?
くるぶしの腫れ・痛くないのはガングリオンの可能性も!
くるぶしが腫れているのに痛くないという場合、
ガングリオンの可能性が指摘されています。
ガングリオンとは、関節や腱などの軟骨に
できる、こぶのようなものです。
20~50歳代で多く発症し、特に女性は男性の
3倍ほども発症率が高くなります。
その原因は、はっきり解明されていませんが、
関節の動かし過ぎや肉体的なストレスなどが
関与していると考えられています。
関節や腱の動きをスムーズにするための 滑液
を作り出す細胞に異常が生じ、粘液を作るよう
になります。
その粘液が滑液包に溜まることで、徐々に
ガングリオンが発生するようです。
診断には、専門医による詳しい検査が必要です。
気になる方は、整形外科などの医師に一度相談
してみましょう。
ヒールで足が痛い時の対策!
くるぶしの腫れ・痛くない場合はテーピングで対策を!
痛みはなくても靴が履きにくいなど、日常生活
に支障を来すような場合、 テーピングでの対策
が有効です。
関節を固定することにより、余計な動きを防ぎ、
腫れを抑えてくれます。
足首に使うテーピングは 「キネシオ」という
柔らかいタイプのものなので、比較的窮屈に
感じることもありません。
ドラッグストアなどでも買うことができるので、
アンダーラップと併用すると良いです。
また、インソール(靴の中敷き)でも症状の緩和
が期待できる場合もあります。
ただ、万が一ガングリオンだった場合、逆に悪化
させてしまうこともあります。
テーピングをするときには、一度病院で診察
を受けてからのほうが良いでしょう。
くるぶしの腫れで痛みがない場合は、あまり
心配する必要はありません。
ただし、腫れがひどく長引く場合や、徐々に
痛みが出てきた場合などは、速やかに病院で
診てもらいましょう。
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