耳が切れる原因！付け根は赤ちゃん・子供に多い？ピアスの穴も！

耳が切れる原因！付け根は赤ちゃん・子供に多い？ピアスの穴も！子供の 耳の付け根が切れていると、
心配になりオロオロしてしまいます。

 

特に小さな赤ちゃんの場合は、痛々しさ
が倍増して、早く治してあげたいですね。

 

その割に、当の本人は痛みより痒みを
感じる程度で、気に留めていないことも…。

 

また、 ピアスの穴が拡大して耳たぶが
切れてしまうことも増えています。

 

どちらにしても耳の異常事態ですので、
原因を追究して、早めの治療が必要です。

 

そこで今回は、耳の付け根が切れたり、
ピアスにより耳が裂けてしまう原因や
薬、治療法についてご紹介します。

 

耳の付け根が切れる原因とは？赤ちゃん、子供にも多い？

耳の付け根が切れる原因の１つに、
アトピー体質があります。

 

アトピーによる肌のダメージが、耳の
付け根に現れるということです。

 

その場合は、身体の他の部分の肌にも
何らかの症状が出ています。

 

しかし、小児科や皮膚科からの報告に
よると、耳が切れる原因はアトピーの
場合はむしろ少ないとされています。

 

なども大きく関与しています。

 

特に赤ちゃんの場合は、寝ている姿勢で
いることが長いので、涙やよだれが耳の
方へ流れて行きます。

 

それにより、濡れたり乾いたりするので
皮膚が傷んでしまうことに繋がります。

 

つまり、濡れた後の乾燥は問題ですが、
それ以外にも、 冬場の乾燥も考慮して
おいたほうが良いです。

 

特に、耳の付け根以外には何ら症状が
ない場合、そういったことが主な原因
と考えられています。

 

子供の場合、お風呂で耳の周りがうまく
洗えていないことも問題です。

 

「自分で洗える！」というのは良いこと
なのですが、耳の付け根が切れてしまう
場合は、大人が洗ってあげるべきです。

 

ひと昔前には、耳にしもやけができて、
ということもありましたが、今は少ない
ようです。

 

いずれにしても、パックリ裂けてしま
っている場合、大人がしっかり観察し、
綺麗に洗ってあげて、薬で対応します。
 
冬の赤ちゃんの肌荒れ・症状やスキンケアの対策！
 

 

耳が切れる原因・ピアスの穴が裂けてしまう？

イヤリングよりもかわいらしいデザイン
の物が多く売られている ピアス。

 

高校では禁止されていることが普通です。

 

しかし、その反動で大学生や社会人に
なると、ピアスの穴を開けたという人
も増えてきます。

 

ただし、このピアスの穴、十分注意して
いないと耳が切れる原因になります。

 

正式には「耳垂裂」と呼ばれ、穴が拡大
して、最後は完全に裂けてしまうのです。

 

「耳垂裂」には先天的なものと、後天的
なものがあり、後天的なもののほとんど
はピアスによるものです。

 

穴の下の部分が、少しずつ 重力の方向に
伸びてしまうため、最終的に切れること
も珍しくありません。

 

金属アレルギーが原因の場合もあるとされ、
いつまでも赤みや痒みなどの異常が継続
していることも問題です。

 

また、耳の皮膚との相性が悪く、いつまで
経っても ジクジクしたり、 変な重みを感じ
ている人も多いです。

 

つけっ放しにすると、耳が切れてしまうと
いうリスクも高まるようです。

 

もちろん洋服を脱いだりした時にひっかけ
てしまい、一気に切ってしまうこともあり
ます。

 

しかし、それ以外の場合、長い年月をかけ、
徐々に切れていき、痛みも感じません。

 

ある日、突然、穴の下の部分が裂けている
ことに気付くことが多いとされています。

 

耳が切れた時の薬は？

ピアスで切れてしまった場合、つける薬は
ありません。

 

病院で 縫合してもらう必要があります。

 

手術は日帰りでも可能で、さほど時間が
かかるものではありません。

 

ただし、綺麗に縫合するのは医師の高度な
技術と豊富な経験を要します。
 

必ず評判を調べて、数多くの手術の成功例
を持っている病院で手術を受けましょう。

 

耳の付け根部分が多少切れてしまった時は、
フルコートなどの副腎皮質ホルモンを含む
塗り薬がよく効くようです。

 

より軽傷の場合は、オロナイン軟膏やザーネ
クリームで保湿を心がけると、完治も期待
できます。

 

尿素を含むクリームも、乾燥してガサガサ
になってしまっている肌によく効きます。

 

いずれの場合も、耳周りをよく洗ってから、
薬やクリームを塗るようにしましょう。
 
耳たぶの粉瘤の原因！ピアスも関与？
 

 

なかなか治らない時は皮膚科へ！

子どもの耳の場合、あまりにもパックリと
切れていて、見ているほうが痛々しくなる
こともあります。

 

このまま耳が千切れたらどうしよう、と
思ってしまいますが、本人はあまり痛み
を感じていません。

 

下記のような状況であれば、迷わず
皮膚科を受診して下さい。

 

皮膚科の専門医が診れば、アトピーかどうか、
どの薬を使えばいいのか、など的確に判断
してくれます。

 

もし、ステロイド剤が処方された場合は、
いたずらに恐れずにきっちり使いましょう。

 

「今出ている症状を抑えるために必要」
と判断されたのです。

 

しっかり塗って完治させ、治ったら直ち
にステロイド剤の使用はやめるといった
使い方をすれば、有効な薬なのです。

 

寒い時期には乾燥によって、暑い時期には
汗の影響で、赤ちゃんや子供の耳の付け根
が切れてしまうことはよくあることです。

 

いたずらに恐れず、清潔と保湿を心がけて
あげましょう。

 

また、ピアスを付ける場合は十分に注意し、
切れるまで気が付かないということがない
よう、頻繁に確認するようにしましょう。

 

穴がグジュグジュしてうまく安定しないと
いう場合、ピアスを付けることを諦める
決断も必要になってくると思います。