耳たぶの粉瘤の原因!ピアスも?痛みや臭いは放置か手術か?
粉瘤(ふんりゅう)が
できやすいといわれています。
なぜ、耳の周辺にできやすいのでしょうか。
また、手術で切除することなく、放置して
おいても大丈夫なのでしょうか。
「しこり」と聞くと、ガン化するような
イメージもあり、少し怖い気がしますね。
そこで今回は、耳たぶの粉瘤の原因や
放置すべきか、手術すべきか、などを
テーマとしてご紹介します。
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目次
耳たぶの粉瘤の原因とは?痛みや臭いを伴うことも!
粉瘤とは、皮膚の下に袋ができて、 垢が
溜まったしこりです。
耳たぶ、または耳の裏側辺りに触れると
比較的軟らかいしこりがあるという人も
多いですね。
通常、痛みも臭いもありませんが、 炎症
を起こしてしまうと、のんびり構えておく
こともできないようです。
一度炎症を起こしてしまうと、痛みだけ
ではなく、出血を伴うこともあります。
また、垢の塊ということもあり、中身が
出てくると非常にきつい臭いを発します。
できれば、そうなる前にケアをしておき
たいところです。
粉瘤ができる原因には、いろいろな説が
ありますが、まだはっきりしたことは
わかっていません。
その中でも、最も有力な説は・・・
「毛漏斗(もうろうと)」と呼ばれる、
毛根を形成している組織が、繰り返し
刺激されることで発するというもの…。
繰り返しの刺激というのは、外傷や打撲
などですが、耳たぶの場合、最初は気に
も留めないことが多いです。
また、疲労やストレスが関係していると
いう説もあります。
いずれにしても、ビックリするくらい
肥大してしまうこともあり、最初のケア
が重要とされています。
耳たぶの粉瘤・放置しても大丈夫?手術すべき?
粉瘤は、自然消滅したり、自宅ケアでよく
なったりということはありません。
もちろん、自分で潰してしても、悪化する
危険性が高いといえます。
では、どうすればいいのかというと、 手術
による根治療法を受けるしか、完治への道
はありません。
当然、放置しておくのも、悪い結果を招く
ことに繋がるといってよいでしょう。
また、炎症を起こしている場合、抗生物質
を服用したり、膿を出すなどして、炎症を
落ち着かせてから手術をすることになります。
手術するまでに2ヶ月ほどかかってしまう
ことが多いため、できれば炎症を起こす前
に病院に行くことをお勧めします。
とはいえ・・・
粉瘤は 良性の腫瘍ですから、気にならない
程度の大きさでしたら放置していても問題
はありません。
徐々に大きくなるようであれば、受診して
治療方針を決定します。
まずは、皮膚科や形成外科の専門医に診て
もらい、対処法を相談してみましょう。
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耳たぶの粉瘤・ピアスやイヤリングが引き金になる?
ピアスの穴をあけるのは、肌に傷を付ける
ことになります。
その傷から、皮膚表面の細菌が内部に入り
込んでしまい、粉瘤を作ってしまうことも
あります。
また、ピアスが原因になるしこりには
「肉芽」というものもあります。
これはピアスの重さが原因になったり、外的
だと体が認識したりすることで発生します。
肉芽も両性の腫瘍ですので、それほど心配
することはありませんが、放っておくと、
大きくなったり、 細菌感染してしまったり
することもあります。
どちらにしても、しこりを感じたら早めに
病院に行くほうが、本人も安心できますね。
金属アレルギーや重みなどでイヤリングも
粉瘤の原因となることもあります。
耳に違和感を覚えたら、アクセサリーの使用
は中止して、しばらく様子を見てみましょう。
良性の腫瘍がいつまでも良性であり続ける
保証はどこにもありませんので、耳たぶ以外
の場合も重要視して下さい。
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