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松の内の意味・飾るものと外すタイミング!関東・関西の違いは?

松の内 意味

松の内の意味・飾るものと外すタイミング!関東・関西の違いは?お正月の飾りを出す 「松の内」とは、
いつからいつまでなのでしょうか。

 

門松、しめ縄など、飾ったり、外したり
するタイミングは意外と重要ですね。

 

季節行事ですので間違ってしまうと
ご近所に恥ずかしい目で見られそう…。

 

関東関西での違いもあるようですし、
この際、はっきりしておきたいですね。

 

そこで今回は、松の内の意味や関東・関西
での違い
などについてご紹介します。

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目次

松の内の意味とは?

そもそも、お正月とは、 歳神様を迎えて
お祝いをする行事であることはご存じで
しょうか。

 

歳神様とは、ご先祖様の霊が神格化した
もので、昔から子孫繁栄のために家庭を
待ってくれている存在です。

 

また、松の内とは、 松飾りというお正月
の飾りを飾っておく期間を意味します。

 

松飾りというとピンと来ない人も多いかも
しれませんが、いわゆる「門松」のこと…。

 

歳神様をお迎えするにあたり、道に迷う
ことなく、家に来られるようするための
目印といわれています。

 

また、お正月になり、家に滞在されている
ことを示す印にもなっています。

 

歳神様は 初日の出と共にやってきて、家
にいる間は、鏡餅に宿っているとされて
います。

 

おせち料理も、もともと歳神様へのお供え
物ですし、お年玉も与えて下さる存在です。

 

もちろん、今では家長であるお父さんが
代わりにお年玉をくれたりするのですが…。

 

松の内は、そんな歳神様をお迎えして
おもてなしをする期間をいうのです。

 

そして、この期間は関東と関西で違いが
あります。

 
お正月の子供の遊びの意味と由来!
 

 

松の内に飾るものとは?外すタイミングは?

松の内に飾るものは、前述した通り、
松飾り(門松)です。

 

「飾り松」「立て松」とも呼ばれています。

 

以前は、丈の高い太い竹や小さな松が使用
されていましたが、昨今の門松の形に変化
していきました。

 

門松を飾るのは12月28日までに立てるのが
よいといわれています。

 

29日は「九松」といい、「苦待つ」とも
取れてしまうので、縁起が悪いようです。

 

外すタイミングは地方によって異なります
ので、後程説明しますね。

 

31日だけ飾る習慣もありますが、お正月に
神様を迎えるのに1日だけでは足りないと
いう考えの方が主流のようです。

 

同じくお正月の飾りとして有名なものは、
「しめ飾り」「しめ縄」がありますよね。

 

こちらは、災いをもたらす悪い神を寄せ
付けないために飾るものですので、門松
とは意味が違います。
 
門松の意味!竹の切り口(そぎと寸銅)の違い!
 

 

松の内の期間・関東と関西で違う理由は?

松の内の始まりは、実は12月13日で、
かなり早い感じがしますね。

 

この日以降ならいつお正月飾りを飾っても
問題ありません。

 

終わりは一般的には1月7日とされており、
特に関東では7日までというところが多い
です。

 

1月7日は 「人日の節句」と呼ばれており、
朝に七草粥を食べて、松飾りとしめ縄を
外します。

 

ただし、鏡開きは11日ですので、鏡餅は
まだしまわないようにご注意下さい。

 

なお、関西では松の内を15日までとする
ところが多く、1週間ほど違いがあります。

 

以前は、関東も15日だったのですが、
江戸時代に短縮されたといわれています。

 

鏡開きも、1月20日とされていましたが、
徳川三代将軍・家光公が亡くなった日と
重なってしまいました。

 

将軍の命日に鏡開きをするのはよくない
ということで、鏡開きが11日に行われ、
松の内の期間も短縮されたようです。

 

また、1657年に 「振袖火事」といわれる
大火事があったことを理由に、早めに
しまうようになったという説もあります。

 

関東と関西では松の内の期間に違いがあり
ますが、関西のほうが、昔ながらの風習に
沿った期間となっています。

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