松茸の栄養成分・効能・カロリー!健康効果が高い食材だった!
松茸がありますね。
秋の味覚のひとつに、他の時期にはほとんど入手できませんし、
旬となる秋に美味しくいただきたいですね。
ただし、日本産はお値段も張りますので、
中国産や北朝鮮産などの消費も多いようです。
この松茸、香りを楽しめると大人気ですが、
体に良い成分を多く含んでいるのでしょうか。
そこで今回は、松茸の栄養成分や効能、
カロリーについてご紹介します。
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目次
松茸の栄養成分は?
松茸といえば、なんといっても特徴的なのは
あの 香りですよね。
日本では右に出る者はいないような「香り」
の持ち主として、持てはやされていますよね。
でも、北欧などでは「靴下の臭い」がすると
言われ、好んで食べる人はいないようです。
食文化の違いって、驚くことが多いですが、
輸入元が増えて日本人にはラッキーですね。
松茸のあの芳醇な香りは、 マツタケオールや
桂皮酸メチルという成分によるものです。
あまり聞き慣れない成分ですが、ただ香りが
良いだけではなく、体に良い効能を持って
います。
そして、コリコリした歯ごたえも魅力ですが、
あの歯ごたえの正体は食物繊維です。
実は、きのこ類の中でもとくに食物繊維が
豊富に含まれているのです。
また、ビタミンC、D、B1、B2、B6、葉酸、
ナイアシン、パントテン酸を含みます。
とくに ビタミンD、葉酸、ナイアシン、
パントテン酸の含有量が多いのが目立ちます。
ミネラルも万遍なく含まれていますが、
カリウム、鉄、亜鉛、銅などが豊富です。
あまり気にしたことがないかもしれませんが、
松茸の栄養成分も捨てたもんじゃありませんね。
ただし、気をつけるべき点もあります。
それは、輸入品の場合です。
実は、前述した北欧産や北米産、トルコ産など
のものは、松茸とは別のきのこ類なのです。
これは、日本人のほとんどが「ししゃも」と
いう魚を食べていたつもりが、実は別の魚
だったというくらいの衝撃が走ります。
その場合は、栄養成分も異なってきますので、
ご注意下さいね。
中国産、北朝鮮産、韓国産などは同じもの
なので、安心して食べて下さい。
松茸の効能は?
では、ご紹介した栄養成分には、どのような
効能があるのか見て行きましょう!
まずは、香りの元であるマツタケオールと
桂皮酸メチルです。
この2つにはまず、食欲増進の効果があるため、
香りを嗅ぐだけで食欲をそそります。
同時に、消化酵素の分泌を促す作用もあるの
ですが、さらに がん予防に繋がる効果がある
といわれています。
また、食物繊維は、体内で不要なものを絡め
取って体外に排出する働きがあります。
さらに腸管を程良く刺激して便通を促すため、
便秘解消やコレステロール値の低下にも有効
とされています。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促す大事な
働きがあり、人間にとって最も重要なビタミン
と呼ばれるほどです。
不足すると、骨が脆くなったり、骨粗鬆症の
原因になるとも言われています。
また、血中に含まれるビタミンDが不足すると
免疫力が極度に低下して、疲労感や倦怠感が
なかなか抜けなくなります。
歯や骨が脆い人は要注意ですね。
カリウムは、体に不必要なナトリウム(塩分)
を排出する効果や利尿作用にも優れており、
高血圧対策やむくみ解消の効能もあります。
その他、 ナイアシンは、脂質の代謝を促す
作用があり、中性脂肪やコレステロール値
を低下する働きがあります。
もう1つ嬉しいのが、妊婦さんにとって欠か
せない葉酸の存在です。
不足すると胎児の奇形などに繋がると言われ、
貧血気味の女性は鉄分と一緒に摂取しておき
たいですね。
松茸のカロリーは?
きのこ類はカロリーが低いというイメージが
ありますが、実際はどうでしょうか。
松茸は、可食部100gあたり23kcalです。
きのこ類で言うと、えのきだけが22kcal、
しめじが18kcal、エリンギが23kcalほど
なので、さほど大きな差はありません。
もちろん、野菜の中でもきのこ類はエネルギー
が低いので、安心して ダイエット食に利用
できます。
例えば、松茸の土瓶蒸しは100gあたり36kcal
ほどで、一品料理としてはかなりの低カロリー
ですよね。
松茸ご飯の場合は、ご飯が入る分カロリーが
グッと上がって100gあたり145kcalです。
ただし、ご飯100gあたりが168kcalなので、
松茸が入った方が、お米が減る分ヘルシー
になりますね。
ダイエットにはモッテコイと言いたいですが、
お値段を考慮すると、ほかの舞茸やしめじに
しておいたほうが良さそうですね。
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