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里芋の栄養成分・効能・カロリー!妊婦さんにもおすすめ!

里芋 栄養 効能

里芋の栄養成分・効能・カロリー!妊婦さんにもおすすめ!イモ類は一年中出回っているイメージが
ありますが、 里芋の旬は秋です。

 

煮っころがしなど煮物にすると美味しい
ですし、豚汁などにも入れたりしますね。

 

じゃがいもとは異なり、少しぬめりがあって
食感が大好きな人も多いことでしょう。

 

そこで今回は、里芋の栄養成分や効能、
カロリー
についてご紹介します。

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目次

里芋の栄養成分とカロリーは?

まず、里芋の栄養成分といえば、 デンプン
ですが、水分以外のほとんどをデンプンで
占めています。

 

デンプンは加熱すると消化吸収しやすくなる
ため、煮付けでもしっかり摂取することが
できますね。

 

また、里芋といえば独特のぬめりが特徴ですが、
ぬめりの成分は、ムチンとガラクタンです。

 

ガラクタンというのは、ガラクトースが多数
結合した多糖の総称で、里芋の他にも寒天など
に含まれています。

 

食物繊維もたっぷり含まれており、同じように
デトックス効果のあるカリウムも豊富に含まれ
ています。

 

他には目立った栄養成分は少ないですが、
タンパク質やビタミンB群、Cなどを含みます。

 

こうして見ると、とてもヘルシーな印象ですが、
エネルギーはどれくらいあるのでしょうか。

 

里芋のカロリーは、可食部100gあたり58kcal
ほどです。

 

じゃがいもは76kcal、さつまいもは132kcal
なので、イモ類の中でもカロリーも低めです。

 

 

里芋の効能は?

里芋は食物繊維とカリウムが豊富であるため、
便秘予防 高血圧対策にも有効です。

 

特にカリウムには利尿作用があるため、
むくみを解消する効能があります。

 

また、カリウムが高血圧予防に良いとされる
のは、余分な ナトリウム(塩分)を体外に
排出する働きがあるからです。

 

食物繊維は、体に不必要な成分を絡めとって
体外に排出してくれるものの総称で、腸内を
程よく刺激して、お通じが良くなります。

 

いずれもデトックス効果があるため、体脂肪
や生活習慣病が気になる人にもおすすめです。

 

また、 美肌を作る上では必要な成分であり、
肌荒れなどの悩みを抱える人にも有効ですね。

 

そして、ぬめり成分のガラクタンは、脳細胞
の活性化や免疫力を高める効果があるとされ、
病気を予防する効能があります。

 

ムチンには粘膜を保護する作用があり、胃潰瘍
や胃炎の予防にも役立ちます。

 

もともと唾液腺を刺激する成分として有名で、
消化・吸収を助ける働きがあるため、胃粘膜
への負担を軽減し、胃の働きを活発にします。

 

その結果として、肝臓など他の臓器にも良い
影響を与える成分です。

 

里芋を高血圧予防に利用する際は、 えのき
組み合わせるのがおすすめです。

 

また、新陳代謝を活発にしたい人は、 昆布
一緒に摂取すると良いですよ。

 

他の食材との組み合わせ次第で、さらに
健康効果が広がっていきますね。

 

 

里芋の栄養・妊婦さんに良い?

妊婦さんは、お腹の赤ちゃんのために
食べ物には気を遣いますよね。

 

里芋は妊婦さんが食べても問題ありません。

むしろ、里芋や山芋に含まれるぬめり成分
のムチンは、妊娠中も積極的に摂取したい
栄養素です。

 

また、妊婦さんは便秘やむくみが気になる
方が多いので、里芋の食物繊維やカリウムが
強い味方になりますね。

 

とはいえ、やはり食べ過ぎは禁物です。

イモ類の1日の摂取量はじゃがいも1個分
目安といわれています。

 

里芋の場合、小さいもので3個程度は大丈夫
ですが、それ以上は控えて下さいね。

 

また、ネバネバ成分は 妊娠を望む人にも良い
と言われ、ムチンを含むオクラ、モロヘイヤ
なども注目されています。

 

レンコンなどにも含まれているため、里芋
と一緒に筑前煮などにすると良いですね。

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